コンピュータの環境と履歴(iMac 5K 27" 2020)

 私が現在使っているパソコンを紹介します。(INDEXはこちら)
 以前使っていたパソコンについては「コンピュータの履歴」に集めてみました。

iMac 5K 27" 2020 購入の経緯

 今回、8月4日に突然発表された iMac の2020年モデル。
直前のWWDC 2020では、ARMアーキテクチャーベースのAppleシリコンへの移行が発表をされていたiMacなので、多分これが最後のintel CPU(x86)搭載マシンとなるであろうと予測をされます。
前回の iMac 27" 5K (2017)の購入から3年がたち、intel CPUも第10世代となり、i7でも 8コア16スレッドととなり、TB時は5.GHzを超えるようになりました。
 自宅では、bootcampで、Windows10も使用をしていることもあり、これを機にiMacを買い替えて、Appleシリコン搭載機でWindowsが安定的に動くようになることを待とうという考えを持ちました。「2年で移行を完遂」するということですから、今回のマシンを3ないし4年使用すれば良いということです。
 もちろん一番の買い替え動機は、「そろそろ、変えたいなぁ」というもですが・・・

iMac 27" 2020 の仕様

 詳細なスペックは以下の通りです。
現用機と、カスタマイズ前と、購入時、最新の仕様を載せています。

     
iMac 5K 27" 2020
*** 最新 購入時 カスタマイズ前 2017最終
Name iMac 5K 27" 2020 iMac 5K 27" 2017
CPU Core i7-10700k
(8コア(HT対応)/3.8GHz(TB 5GHz)/L3キャッシュ16MB)
Core i7-7700k
(クワッドコア(HT対応)/4.2GHz(TB 4.5GHz)/L3キャッシュ8MB)
Main Memory 16GB DDR4 SDRAM 2667MHz *4
(計 64GB)
SO-DIMM 260pin
4GB DDR4 SDRAM 2667MHz *2
16GB DDR4 SDRAM 2667MHz *2
(計 40GB)
SO-DIMM 260pin
4GB DDR4 SDRAM 2667MHz *2
(計 8GB)
SO-DIMM 260pin
4GB DDR4 SDRAM 2400MHz *2
16GB DDR4 SDRAM 2400MHz *2
(計 40GB)
SO-DIMM 260pin
Graphic AMD Radeon Pro 5700 XT(16GB)(参考, AMD Radeon Pro 580(8GB)(参考
Sound Card 内蔵
Network I/F 内蔵有線 1000Base-TX
内蔵無線 IEEE 802.11a/b/g/n/ac(Wi-Fi 5)
Bluetooth 5.0
内蔵有線 1000Base-TX
内蔵無線 IEEE 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
2.5GbE対応 LANアダプター -
内蔵(system) 1TB SSD 2TB HDD + 128GB SSD  FusionDrive
NAS
(4TB)
6TB NAS + 6TB USB3.0
(USBは、NASのbackup(オンライン))
-
4TB NAS + 4TB USB3.0
(USBは、NASのbackup(オンライン))
HDD 1
(USB 外付け)
4TB USB 3.2 Gen 1
(NASのbackup (オフライン))
3TB USB 3.0
(NASのbackup (オフライン))
-
3TB USB3.0
(NASのbackup (オフライン))
HDD 2
(USB 外付け)
6TB USB 3.0
(TimeMachine・WindowsのBackup)
2TB USB 2.0
(Time Machine)
-
2TB USB2.0
(Time Machine)
HDD 3
(USB 外付け)
2TB USB 3.0
(temp)
2TB USB 2.0
(temp)
-
2TB USB2.0
(temp)
HDD 4
(USB 外付け)
4TB HDD USB 3.2 Gen 1
(仮想マシン・WindowsのBackup)
- 4TB HDD USB3.0
(仮想マシン・WindowsのBackup)
SSD 1
(USB 外付け)
WD_BLACK SN770 NVMe SSD
1TB Thunderbolt 3
(Windows10のDocumentsとGAME DATA)
- Samsung Portable SSD T5 1TB
1TB USB3.1 Gen2
(Windows10(bootcamp))
Monitor 27インチ内蔵
Retina 5Kディスプレイ 5,120 x 2,880ピクセル
十億色対応:10bit対応
500ニト(カンデラ/平方センチメートル)の輝度
広色域(P3)
True Toneテクノロジー
27インチ内蔵
Retina 5Kディスプレイ 5,120 x 2,880ピクセル
十億色対応:10bit対応
500ニト(カンデラ/平方センチメートル)の輝度
広色域(P3)
外部端子 Thunderbolt 3(USB-C)*2 (40Gbps)(USB 3.1 Gen 2 (10Gbps))
USB3.0 *4 (5Gbps)
3.5mmヘッドフォンジャック
カードスロット SDXCカードスロット(UHS-II)
Printer
&
Scaner
EPSON A3対応複合プリンタ EP-977A3
5760dpi(横)×1440dpi(縦) 6色・両面プリント (Printer)
4800dpi (Scaner)
-
EPSON A3対応複合プリンタ EP-977A3
5760dpi(横)×1440dpi(縦) 6色・両面プリント (Printer)
4800dpi (Scaner)
Document Scanaer PFU ScanSnap iX1500 -
PFU ScanSnap iX1500
LCD Monitor Dell U2720QM
27" 4K(16:9)
EIZO FlexScan S2411W
24.1" WUXGA(3:2)
-
EIZO FlexScan S2411W
24.1" WUXGA(3:2)
その他 FaceTime HDカメラ
Magic Keyboard(テンキー付き)
Magic Trackpad 2
Magic Mouse 2
MX Anywarer 2
FaceTime HDカメラ
Magic Keyboard
Magic Mouse 2    
FaceTime HDカメラ(720p)
Magic Keyboard(テンキー付き)
Magic Trackpad 2
Magic Mouse 2
MX Anywarer 2

導入作業

 新しいiMacの発表日に注文をして、8月14日に無事 iMac 27" 2020が我が家に到着をしました。
上記の仕様表にある通り、若干のカスタマイズを行ったので到着まで時間を要したようです。
 誕生日に1日遅れての到着となりました。開封・動作確認が楽しみです。
今回はいわゆるお盆休みに合わせた夏休みを取得していますので、じっくりとセットアップに時間をかけられます。
そんなことを考えていたのがいけなかったのか、セットアップには当初予想よりも時間をとられてしまいました・・・

 まずは、製品の動作確認から行いました。初期不良にあたってしまうと何かと面倒ですから…
続いては、今回もあらかじめ購入しておいた「PC4-21300(DDR4-2666) 260pin」を空いているメモリスロットに増設します。
無事に、40GBに増設したことを確認しました。
 動作周波数は2133MHzになってしまいましたが…体感上は問題はないので、様子を見て対応を考えたいと思います。

 参考:新型iMac 2020 27インチ のメモリ問題ついに解決!Apple公式の回答はこれだ!【アイマック 2020年モデル メモリ増設】

 今回のセットアップでは、TimeMachineを使用して環境移行を行います。
USB2.0の外付けHDDに最新の環境をバックアップして、復元作業を行います。
感の良い人であれば、「USB2.0じゃ、遅いんじゃねぇ」とすぐに気が付くと思います。
手元にあったので、そのまま使用をしたのです。
速度的には、ちょっと調べるとこんな感じとなります。

 USB 2.0は規格上 480Mbps、実効速度では40MBs
 USB 3.1は規格上 5Gbps、実効速度では150MBs(SATA3(6Gbps) 接続のHDDの限界速度?)
 Thunderbolt 3は、規格上 40Gbps、実効速度では2200MBs(SSD(PCIe3.0(40Gbps)))
  ※いずれも実効速度は、私が見たことのある最大速度です。実際の環境のファイル転送は大小様々なファイルがあるので、この数字の半分以下となります。

 約500GBの環境の復元の予測時間が4時間半とでており、転送そのものも、4時間程度で終了をしました。
しかしの後、OSの起動が途中で止まるというトラブルに引っ掛かり復元に『失敗』。
 また、4時間かけて復元するのは嫌だったので、USB3.1の外付けHDDケースと、Thanderbolt3ケーブルを購入してきました。

Thunderbolt 3ケーブルで、接続をした新旧iMac同士での『復元』は1時間程度で終了。しかもトラブルレスでした・・・最初からこちらの方法を取ればよかった。
次回への教訓としたいと思います。

 USB3.1の外付けHDDケースは、今後もHDDをTimeMachineで使用をするので高速化のために購入してきました。
旧ケースを殻割して、サクッと入れ替えます。
SSDがいくら安くなったとはいえ、1TB・1.5万円程度はします。バックアップ用途にはまだもったいないですね。
HDDは、2TB・0.5万円ぐらいでは買えますね。
SSDのほうが稼働部品がないので、耐久性は高いようですので単価が下がってきたら、早くて・安くて・高耐久なSSDをバックアップに使いたいですね。(Thunderboltの安いケース希望です)
 

Windows10環境について

 日常使用をする「実用環境」のWindows10は、VMware Fusion上で環境構築をしています。
仮想環境なので問題なく新マシン上に移動をすれば、そのまま動くはずだったのですが・・・・動きませんでした。
Windows10になってから「ブルースクリーン」と並んで見たくない画面となった、「自動修復でpcを修復できませんでした」が画面に出てしまいました。
Winodws XPmacOS High Sierraの仮想マシンでは問題なくいったのですが・・・Win10だけ。
半日近く格闘しましたが、上手くいかないので、ほぼクリーンインストールに近い、「このPCを初期状態に戻す」を実行しました。
OSの設定やアプリ等は削除されてしまうので、改めてインストールが必要です。
 まぁ、実用環境とはいえあまりカスタマイズはしていないので、前回の導入したソフトウェアを見ながら戻していきます。
2つばかり、ライセンスキーなどが見つからないソフトがありましたので、新しいソフトを探して導入を今後することにします。(WinXP時代のソフトでした)

 さてもう一つは、bootcampしているゲーム環境のWindows10です。
こちらは、新しいマシン(実機)で動きますので、デバイスドライバー類の更新が必要です。
新しいbootcampの「WindowsSuport」を入手して充てていくことで大部分は問題なく動きました。
どうしてもだめだったのが、bluetooth でした。
「WindowsSuport」内のドライバーを手動で当ててもダメでした。
 通常環境では、キーボードもマウスも、トラックパッドもbluetooth接続でしたので、一時的に有線接続などにして様子を見ていましたが、やはり不便なので、iMac本体の内蔵SSDにWindows10を直接インストールする普通のbootcampでの起動にすることとしました。
今度は新規インストールです。OSとゲームソフトのインストールを合わせても、1時間かかりませんでした。

 今回、iMac本体の内蔵ドライブは1TBのSSDとしたので、MacOSto Win102つのOSをそのまま導入をしたのでは、容量不足気味となってしまいます。
iMacの音楽は基本クラウドを利用。写真はもともとNASに保存として、容量を稼いではいるのですが・・・
 300GB近くのiPhoneとiPadのバックアップをどうするか。
外付けのSSDへバックアップするようにしました。(参考
NAS上にバックアップを置くようにしても良かったのですが、バックアップや復元がこちらのほうが大幅に早く終わります。

 また、Windows側には、Documentsに大量のファイルがあります。
これを外付けのSSDに保存するように設定を変更します。(「ハードリンク」機能を利用しました。)

導入したソフトウェア

MacOS

Windows10(仮想マシン、bootcamp)

使用を開始しての感想

参考

ハードウェアの増強等

メインメモリを64GBへ 20.12.09

 導入直後に、8GBのメモリを、32GB増強をして、合計40GB としました。
 今回、8GBのメモリを取り外して、32BG増強をして、合計64GBととしました。
Citiws: Skylinesが、大量のメモリを食いまくるゲームなので、今回増設をしました。今のところこれ以外のソフトでは、16GBもあれば充分に足りるので、ほぼほぼこのゲームのためだけの増設です。
 夏に今のiMacに買い替えて、グラボが強化されたので、解像度を上げて広い範囲が一望をできるようにしたら、今まで余裕で動いていたCitiws: Skylinesに若干の遅さを感じ始めました。
メモリの使用率が40GB寸前まで来ていました。(MacOSそのものも、メモリがあればあるだけ使うので、アプリが使っているのか、OSが確保しているだけなのかは、よく見なければいけませんが。本当にメモリ不足になった場合、アクティビティモニタの「メモリプレッシャー」のグラフが赤うなります。)
 メモリ増設をすると動作クロックが、2133MHzとなる問題も、今回のメモリ増設時に解消をしました。別のページに画像を上げておきますが、無事に2667MHz動作となりました。
 ※メモリ増設結果の確認ページ
 
 

HDD の更新やHDDケースの更新 21.08.03

 Time Machineを利用して、本機や、Mac mini(2018)のバックアップを行っています。
外付けのHDDを利用していたのですが、バックアップ速度があまりに遅くなったので、ディスク障害を疑い予防的に交換をしました。
自作3号機時代から使用をしてきたHDDです。オフラインでいた期間が長いので稼働時間は少ないのですが、2012.08.01からの使用でしたので高官は妥当な処置でしょう。
6TBで、1万数千円でしたので、すっかり安くなったものです。

 NASとそのバックアップ環境も、前回更新から5年経とうとしています。
こちらもそろそろ更新を考えなければいけません。
4TB→6TBと、2.5GbE対応でもしようかと目論んでいます。
電源等が二重化されていないRAID(されているRAIDは高価!)を信用していないので、1Drive NAS + 1Drive USB HDD で常時利用環境を、安価に構築する予定です。

2.5GbE対応 LANアダプター 21.09.04

 NASを6TB・2.5GbE対応に更新をしたので、iMac 27"(2020)側も高速なネットワークインターフェイスを利用できるようにしました。
USBネットワークインターフェースは、Type Aで USB 3.1(Gen1)(5Gbps) 対応で、メーカーの公称では転送速度は、2,388Mbpsとなります。

1TB SSD Thunderbolt 3接続 22.12.16

1TB SSDを更新しました。
Thunderbolt3接続のケースと1TB SSDデアル「WDS100T3X0E」です。
ファイル転送速度は、560MB/s から 1890MB/sに4倍弱と大幅に向上しました。
とはいうものの、通常体感することは少ないのですが…仮想マシンの起動・終了時には多少早くなったことを実感します。

HOMEに戻る


最終更新日:2022/12/16 21:40:00 作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
Copyright 2020-22