17インチの液晶ディスプレイを、24.1インチのワイド液晶に買い換えました。
前のLCD-A17CESは、4年と9ヶ月あまり使用したことになります。
今回のディスプレイの更新は、障害や不具合が出たから買い替えではありません。
Scansnapを使用して、書籍や書類の電子化を進めていると、読み込んだ画像を快適に閲覧したくなります。また、EOS 20Dで撮影した写真を快適に閲覧したり、レタッチしたりするのに大画面で色味の正確なものが欲しくなります。
5年経ったら買い替えをとは考えていましたが、自分の誕生月と言う事で前倒しで購入
(^^;
電子化した書類を快適に見るとなると、A4フルページをほぼ実寸で表示できること、出来れば見開きで2ページ表示(A3になる)できるもの、そして、色再現能力の高いものを条件に、数機種を検討しました。
評価 | メーカー | 機種名 | 画面サイズ | 解像度 | 色再現能力 | 視野角 | その他の特徴 | 価格(主にヨドバシ店頭) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
○ | 三菱 | MDT241WG | 24.1型 | 1920×1200 | sRGB対応 VA |
上下: 178° 左右: 178° |
HDMI×2+D5端子搭載 Picture in Picture |
138,000 |
× | 三菱 | RDT241W | 24.1型 | 1920×1200 | NTSC比 92% | 上下: 160° 左右: 160° |
99,800 | |
? | I・O DATA | LCD-MF241X | 24.1型 | 1920×1200 | NTSC比 92% | 上下: 178° 左右: 178° |
内部10bit演算 HDMI×2+D5端子搭載 Picture in Picture 3ポートUSBハブ |
未発売 138,000(定価) |
◎ | NANAO | FlexScan S2411W | 24.1型 | 1920×1200 | sRGB対応 S-PVA |
上下: 178° 左右: 178° |
内部14bit演算 2ポートUSBハブ |
124,800 |
上記の表が検討の結果です。
表の冒頭には、店頭での実機の色味を確認して、私の評価を入れてあります。
最高輝度時と最低輝度時の色味と、色むら、横から見たときの様子(sRGBか6500Kで確認。)をチェックしました。
なお、どの機種もパネルは、ノングレア(非光沢)液晶パネルです。画面にいろいろなものが映り込むのが嫌いなものですから・・・
当初購入しようと考えていた、RDT241Wは、カタログスペックは良かったのですが、実際に店頭で確認してみると、視野角が狭く、正面から見ていても色味が変化してしまいました。
また、三菱のMDT241WGも良かったのですが、フレーム部分のピアノブラック仕上げが、私には気に入らず、評価の通り、NANAOのFlexScan S2411Wの購入となりました。
さすがに、24.1インチのワイド画面ともなるとまだまだ価格も高く、10万円以上のものばかり・・・各社の映像エンジンや色調整にもそれぞれ特徴があるので、"一見"では良くても、色調整を行うと色々な個性が見えてきます。
店頭でじっくりといじり倒してみることをお勧めします。
さて、実はこのディスプレイ、8月2日に購入しました。本日で使用4日目となるわけですが、その感想を簡単に記しておきます。