私が現在使っているパソコンを紹介します。(INDEXはこちら)
以前使っていたパソコンについては「コンピュータの履歴」に集めてみました。
前回のMac mini導入から12年。
同じマシンを随分と長く使用をしてきました。
このMac miniは、自宅のリビングにあるTVとアンプの近くに置いてあり、自宅Serverのほか、iTunesでの音楽ファイルの再生、大画面でのWeb閲覧、youtube等の動画サイトの視聴や、メインマシン以外で動かしたい仮想化環境等として使用をしています。
さすがに12年も使用をしていると、メインで使っているマシンではなかったので、性能が低くてもあまり気にしないで使っていたのですが、最新OSにUpdate出来ないとか、youtubeのFull
HD 動画が再生出来ないとか、メモリを多めに要求する仮想マシンを起動できないなどの不満な点が出てきました。
Core2Duo 2.4GHzでは、さすがに非力なようです・・・今となっては、スマホ以下の能力ですから…
2020年11月には、Mac mini (M1, 2020) が発売され、Intel製CPUから、Apple設計のSoC「M1」になりました。
多くのソフトは、「Rosetta2」により動くので、Mac mini (M1, 2020)は価格も安く、買い求めやすくなったので、世代更新をしようかと思いました。が、なんと、仮想マシンの稼働場所としては使えないということが、分かりました。
iTunesでの音楽ファイルの再生、大画面でのWeb閲覧、youtube等の動画サイトの視聴等は全く問題なく出来るのですが、このマシンに求める一番の目的である仮想マシンを動かすことが出来ないので、自宅Serverを動かす「仮想化環境」としては使えないということに・・・
正しくは、ARM版のOSであれば仮想化環境で稼働させることも可能ですが、ARM版のWindows10は一般に入手できず、Intel版のWindowsやx86向けのlinux(ディストリビューション)を使えないので、今の私では使いこなして、自宅Serverを稼働させるという目的を達成することが出来ません。
となると、Intel CPUの搭載されたMac mini や、素直にIntel PCを自宅のリビングのTV・アンプの近くに置いて使用するべきなのでしょう。
TV近くに置くので、存在感のある筐体では困ります。Mac mini並みの大きさの物を探すことになります。
最近ですと、Lenovoの「ThinkCentre M75q Tiny Gen2」が、8コア16スレッド「Ryzen 7 Pro 4750GE」搭載でメモリ 16GB・SSD 256GB
でも、驚きの価格の5万円台で買えたのですが、あまりの人気で2月には納期が3月以上待ちとなり、受注停止となりました。
ようやく最近になって、1月初旬受注分の生産・出荷がされたとの情報が・・・
すっかり出遅れてしまったので、それ以外に何かないかと探しても、色々なメーカーで納得のいく性能になると、OSを含めて税抜きでも9〜14万円はします。
それならば、やっぱり、Mac miniはというと、現在販売されている製品の仕様は3.0GHz 6コアIntel Core i5、メモリ
8GB、SSD 512GB となり、Mac mini(2020)・MXNG2J/Aとなります。税抜きで11万余り。やっぱり結構します。メモリを16GBにするともう少し価格は上がります。
Mac mini(2020)・MXNG2J/Aは、Mac mini(2018)のSSD容量増・値下げモデルなので、安く買えるのであれば、Mac mini(2018)でも、使用上問題ありません。
SSDの容量をどう考えるかですが、現状のMac miniでも、240GBしか搭載しておらず、100GB以上を空けていました。不足するなら、外付けSSDで増設しても構いません。
3.0GHz 6コアIntel Core i5、メモリ 16GB、SSD 256GBと言う条件で、中古や金融新品・店頭在庫品を探してみます。
さすがにメモリ 16GBものはなかなか見つかりませんが、8GBであればいい感じの価格で販売されているのを、近隣のリサイクルショップで見つけることが出来ました。
これをメモリ 16GBにすることが出来れば、当分使うには問題のない仕様にすることが出来ます。
Mac mini(2018)は、ちょっと分解が手間ですが、自分でメモリを増設することが可能です。ということで、今までのMac miniの後継機は、Mac mini(2018)・MRTT2J/A(16GB)ということになりました。
中古でMac mini(2018)を購入して、動作確認。
問題なく稼働することを確認します。OSはすでに、現時点での最新版であるMacOS Bic Sur 11.2.3になっているので、Update等で余計な時間をとられることもありませんでした。
その後は、分解に必要なTP6、T10等のドライバやプラヘラ等を用意して、先達の記事や動画を参考に作業を進めていきます。
Mac miniやiPhone、さまざまなパソコン、ノートパソコン、電子製品を分解再組み立てをしたことがあるので、サクサクと作業を行うことが出来、15分後にはメモリ増設を完了することが出来ました。
前掲のキャプチャー画像の通り、無事にメモリを2枚とも認識して、「16GB装着済み」と表示されていることが確認できました。
*** | 詳細 |
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Name | Apple Mac mini(MRTT2J/A)(参考) |
CPU | Intel Core i5 3.0GHz 6core TB 4.1GHz (i5 8500B) |
Main Memory | 8GB 2666MHz DDR4 SO-DIMM *2 (8GB → 16GBと換装) 最大64GB |
Cache | 9MB 二次キャッシュ |
Chip Set | CM246 |
Graphic | Intel UHD Graphics 630 メインメモリから共有 |
Sound | ※ヘッドフォンジャックは、光デジタル出力をサポートしない。 ※マルチチャンネル・デジタル出力は、HDMIを利用。 |
Network I/F | 10/100/1000BASE-T 内蔵 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac 内蔵) |
SSD | 256GB PCI-E base SSD (Max 530MB/s) |
外部拡張 | ・Bluetooth5.0 ・4つのThunderbolt 3(USB-C) DisplayPort Thunderbolt 3(最大40Gb/s) USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s) ・USB-A 3.0(最大5Gb/s)x 2 ・HDMI 2.0 |
第8世代のCore i5になり、Core2Duoに比べ大幅な性能アップを果たしています。(i5は、第7世代から第8世代になる時に、6コア6スレッドになりクロック周波数も上がった為、倍近い性能になっています。)
グラフィクスも、UHD Graphics 630で、4K動画を十分に扱うことが出来ます。(ゲームは軽量版が限界ですが…)
メモリについても、以前の8GBから16GBにしているので、Windows10や現行・前世代のMacOSも充分に仮想環境で稼働させることが出来ます。
1つ困ったのが、ヘッドフォンジャックにあった「光デジタル出力」が、なくなったことです。
以前はここから光ケーブルでAVアンプの光入力端子へと接続をして、マルチチャンネル・デジタル出力をしていたのですが、HDMI端子を経由しなければデジタル出力が出来ないようになってしまいました。
AVアンプの設定変更や配線の接続変更を行えば、同様の視聴環境とすることも可能なのですが、今回は移行作業もあり、あまり時間もないので当面はこのままのアナログ出力・STEREO接続で行くこととします。
配線替えとAVアンプの設定を変更して、マルチチャンネル・デジタル出力出来るようにしました。
日常作業をするマシンではないので、あまり追加でソフトは、このマシンには導入をしていません。
仮想マシンのOSやインストールは省略します。