徒然なるままに 21年09月04日

BUFFALO LS710D0601 [LinkStation 2.5G LAN搭載高速モデル1ベイ 6TB]への買い替え

NAS LS710D0601 2017年2月から使用してきた古いNASがそろそろ5年を経過するのと、残容量が1TBを切ったので、HDD障害等の深刻なトラブルになる前に、予防的に交換をすることにしました。
 また、2.5GbEの安いHUBやネットワークアダプタが出そろってきたことも、更新の理由です。
 現在のNASはディスク容量 4TBで、ネットワークインターフェースは1Gbpsでした。
 新しいNASは、ディスク容量を6TBにして、ネットワークインターフェースを2.5Gbps対応にしました。
NASだけ高速化してもしょうがないので、メインの利用先であるiMacのネットワークアダプタや、HUBも2.5Gbps対応としました。

BUFFALO LS710D0601 [LinkStation 2.5G LAN搭載高速モデル1ベイ 6TB]

読み込み234.3MB/S、書き込み1884.4MB/s(メーカーページより) さて肝心の新しいNAS(BUFFALO LS710D0601 [LinkStation 2.5G LAN搭載高速モデル1ベイ 6TB])ですが、ディスク容量は前回の「4TB」を「6TB」ととしました。
 一気に倍増の「8TB]としても良かったのですが、データ増加量や使用予測期間、価格等を考慮して、今回はバックアップ用の外付けHDDと合わせて5万円で収まるようにしました。

 性能としては、2.5GbEとヘキサコアCPU搭載ということで、メーカー公称最大転送速度は読み込みで234MB/s書き込みで188 MB/sと、随分と高速です。

 読み込みの234MB/sは、HDD単体のデータ転送速度に迫っています。これ以上の速度向上を目指すならば、RAID0RAID0+1やSSDで構成することになります。
(価格が高価になったり、RAIDの故障リスクの増加等への対策を考えなければいけません。)

 この新しいNASの高速速性を生かすためには、当然PCやネット側も2.5GbE以上の環境にする必要があります。
 ネットワークケーブルは、Cat5eCat6Aを引いているので、2.5GbEであれば、そのままでも対応できることが確認できました。
あとHUBとPCのネットワークインターフェイスの速度を向上させればOKです。

PLANEX FX2G-05EM [スイッチングハブ 5ポート2.5GBASE-T]

PLANEX FX2G-05EM  HUBは、最近出たばかりのPLANEX FX2G-05EM [スイッチングハブ 5ポート2.5GBASE-T]を購入しました。
1000BASE-T(1Gbps)の次のネットワークの規格は、10GBASE-T(10Gbps)なのですが、最近までケーブル敷設には、Cat5eケーブルが広く使われていました。
10GBASE-Tでは、Cat6Aケーブルが必要なのですが、太く撚りも強いので、取り回しが悪くCat6Aは今現在普及度は低く、多くの場合にはケーブルを交換する必要があります。
 そこで、Cat5eケーブルが使える2.5GBASE-T(2.5Gbps)と、Cat6Aケーブルを使用する5GBASE-T(5Gbps)が後から標準化されました。(2016年9月)
 しかし、クライアントPC周りでは、1000BASE-T(1Gbps)で通常は速度的には十分で、安くなってきた大容量のSSD等をPCに外付けや内蔵することで、需要が賄われてきました。
 しかし、新型コロナ感染症によるテレワークの普及や1Gbpsを超える高速なインターネット回線やWi-Fi規格、4K/8Kといった大容量の動画等が普及をしてくると、安定した通信の行える有線でも、1Gbps以上で通信したいとか、やはり大容量なファイルサーバーやNAS、クラウドドライブを利用したいとかの需要が出てきたわけです。

 普及が今一つであった2.5GBASE-T(2.5Gbps)は需要が出来たために、家庭向けの安価なHUB等の発売が待たれていたわけです。
そこに今年の第二四半期に、PLANEX FX2G-05EM [スイッチングハブ 5ポート2.5GBASE-T]が登場をしました。
今までは8ポートで約2万円くらいだったものが、5ポートとポート数は少なくなりましたが、放熱性の良い金属筐体で、実売約1万円で買えるようになったのです。(後発の家庭向け機で、5ポート1万9800円(実売)で売っているものもあります)
 こちらの記事にもあるとおり、廉価機とは思えない機能・性能をきちんと持っているので安心して使用できると思われます。

BUFFALO LUA-U3-A2G [2.5GbE対応 LANアダプター]

 BUFFALO LUA-U3-A2G [2.5GbE対応 LANアダプター]を、iMacのネットワークインターフェイルの高速化のための購入しました。
 USBネットワークインターフェースは、Type Aで USB 3.1(Gen1)(5Gbps) 対応で、メーカーの公称では2388Mbpsとなります。
2338Mbps:メーカーページより

 今回こちらのネットワークインターフェースを選んだのは、私が使用しているiMacが内蔵のネットワークインターフェースを後から交換することができないためです。(きっと次回には10GbEのものを選んでいることでしょう。)
 またUSB Type A接続のものを選んだのは、iMacのType Cのボートが既に埋まっているからです。
Samsung T5 1TB(SSD)Dell U2720QM(液晶モニタ)が、2つのType Cを使用しています。USB Type CのHUB(10Gbps)があれば、それを利用しても良かったのですが、USB Type C (オス) - USB Type C(メス)複数口 というHUBは少なく、USB Type C (オス) - USB Type A(メス)複数口(+USB Type C(メス)1口ばかりとなります。
 すぐに見つけられたのは、ドッキングステーションもう一つ)になってしまいます。多機能すぎますし、何しろお高い。ネットワークインターフェイスが、2.5GbEであれば買うのですが、見つけられたのは、1Gbpsのものばかり。
 きっと時間がたてば、2.5GbE対応のものも出てくるでしょうし、USB Type C (オス) - USB Type C(メス)複数口 というHUBもふえてくるでしょう。

 脱線をしてしまいましたが、BUFFALO LUA-U3-A2G [2.5GbE対応 LANアダプター]は、私が使用しているiMacでは、対応ドライバーをインストールする必要があります。秋には、macOS 12.0 Montereyがリリースされるので、対応のドライバーが早く出てくれることを願います。
(参考:搭載チップ Realtek Gaming USB 2.5GbE Family Controller)

外付けHDD・バックアップ用(BUFFALO HD-CD6U3-BA)

 新しいnasにUSB接続するバックアップ用の外付けハードディスクも合わせて6TBに更新しました。
BUFFALO HD-CD6U3-BAです。
インターフェースは、USB3.2 Gen1で、ファンレス。
横置きが推奨されています。
内蔵HDDは、ロットなどにより違いがあるかもしれませんが、こちらのページで解説されています。
BUFFALO LS710D0601 [LinkStation 2.5G LAN搭載高速モデル1ベイ 6TB]からの自動バックアップの受けに使うだけなので、バルクのHDDを安いケースに入れて使用してもいいのですが、メーカー指示通り使用して、余計なトラブルは防ぎます。365日24時間電源を入れっぱなしで使用をするので、そのような仕様が想定された製品を使用して、危険回避を図ります。

 今回も、バックアップは自動で2系統。手動で1系統を行います。
自動の2系統はタイミング・サイクルをずらして、バックアップを行い、誤消去などにも備えます。
RAIDでは、誤消去に対応できないので、この対応は必須です。すぐに気が付けば、簡単に前ヴァージョン・削除前のファイルを回復できます。
 そして、ランサムウェア等のウイルス対策や雷サージ等の対策に、手動でのバックアップも行います。手動なので実行頻度は少ないですが、普段完全にオフラインなので、安全です。
 万が一ランサムウェア等によりNASのファイルやPCが使用不能になったときは、すっぱりあきらめて、安全なバックアップから復旧を図ります。
 OSのバックアップもオンライン・オフラインとバックアップが複数あります。また、最近はオンラインの新規インストールも簡単なので、一定期間のデータさえあきらめれば、数時間で環境を復元できます。

 先ほど雷サージ対策と書きましたが、落雷(直撃や近接問わず)により、電線や電話線・アンテナ線等を通じて、瞬間的に発生する有害な過電圧や過電流が発生・流れることがあります。
 まったく対策をしていないと、侵入雷でも、パソコン等の電子機器は壊れてしまいます。
 NASとメインPCは、UPSと雷サージ対策テーブルタップにより保護をしています。(通信系はよんどころない事情により、WiFiを介しています。)
 皆さんも対策をご一考ください。
 テーブルタップには寿命(およそ5年)があるそうですから、更新の際に、雷サージ対策テーブルタップにしてみてはいかがですか、そんなに高くないですよ。

 古い4TBの外付けHDD(USB)については、旧々NASであるLS410に接続をして、離れた場所にあるバックアップ用ディスクとして活用する予定です。
 合わせて8TBになるので、フォルダーのボリュームを検討しつつ利用していきたいと思います。

参考

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最終更新日:2021/09/04 14:26:15作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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