2015年9月から使用をしてきた、NAS LS410D0401C の使い勝手が悪いので、1月中旬に更新をしました。
使い勝手の悪かった点は、写真等を保存したフォルダーへのアクセスが、不定期で劇遅
になることです。
これが、たまにしか発生しないのであれば問題はないのですが、結構な頻度で発生をするの です。快適に作業ができずにストレスが溜まります。
私はホームページやblogの記事を更新・作成するために大量の写真を扱うことが多いのですが、写真の詳細(EXIFや拡大)を確認するために、開こうとすると1枚を開くまでに1分位以上かかることが多々ありました。
前代のNASではこのようなことは全く起こらなかったのですが…
(本体のHDDやSSD上のファ イルではこのようなことは発生していませんから、ソフトやPC本体の問題ではありません。)
これでは、LS410D0401Cのホームページ等で「スマホ・タブレット・パソコンの同時利用でも軽快アクセス 転送速度 100MB/s」と記載があり、売りにしていますので看板に偽りありで はないでしょうか?
BuffaloのLinkStationは過去に3台を使用をしてきて問題がなかったのに、LS410D0401Cは外れのようで、大変残念です。
今までこのシリーズを使用してきたのは、BuffaloのLinkStationでは、NAS本体のUSB port にUSB HDDを接続して利用することができ、NASの機能によりスケジュールを組んで自動的にバ ックアップを作成することができるからでした。
意外とこれができる家庭用のNAS(高速な転送速度の 1HDD 4TB等の大容量機)は、当時なかったと記憶しています。
今思うとタイミングが悪い時期に購入したようです。
今回導入した WD Cloud(4TB) は、ファイル共有があまりに遅かったBuffaloのLS410D0401C に代わりに導入をしました。ネットなどの評判で、アクセス速度に関して評判の良いものを選択しました。(バックアップ機能については十分に吟味しませんでした・・・おかげで大分苦労しました。)
実際に使ってみると、ファイル共有のアクセス速度は十分に高速で、NASとして使い始めるには手間もかからず良いものでした。
が、私の使い方とは目指す方向性が違うようで、今までのBuffaloのLS410D0401C と同じような使い勝手には、現状出来ていません。今後使い方を工夫していき、改善したいと思っています。
※ごく普通のご家庭・環境では、NASとしても便利に、また、スマートフォンなどで外部から 自分用のCloudServerとして大変便利に使用できると思います。
WD Cloudは、パーソナルクラウドとしての利用を強く意識した製品で、製品のセットアップ にもそのコンセプトが反映されています。
ネットワークケーブルを接続し、電源を接続すると、DHCPサーバーを探してネットワーク(
IPアドレス等)を設定します。
製品の指示通り、パソコンやスマートフォンから指定のWebサイト (http://wdcloud.jp/setup)にアクセスするとまずは、WD クラウドに接続するための「WD Cloud.jpアカウント」の作成または入力を求められます。
続いて、家庭内LANでパソコンなどから共有アクセスすための「ユーザー名」と「パスワード」
の登録になります。初回は「管理者」を登録します。
これでまずは、クラウドと家庭内LANでNASとして、1名利用ができる状態となります。
家庭内LANにあるWD Cloudに パソコンから、http://wdcloud(名前を変更した場合にはその名前) と入力してアクセスを行います。NASの使用状況や、CPU等の使用状況がグラフィカルにまとめられた「ダッシュボード」が表示されます。
ディスク残量やネットワークの使用率等が、すぐに把握できるのが大変良いですね。
ここでは、NASとして使用するユーザーの追加登録や共有フォルダーの作成、バックアップの設定なども行うことができます。
また、NASのユーザーを、WD Cloudをパーソナルクラウドとして利用できるように「WD Cloud.jpアカウント」の登録を行うことも簡単にできます。
さて、ファイル共有があまりに遅かったBuffaloのLS410D0401Cの置き換えとしてのWD Cloud ですが、NAS向けの「WD RED」のHDDを搭載していることや、800MHzのデュアルコアCPUを搭載していることなどから、快適な利用・アクセスをすることができます。
SSD上の13GBのファイルを、1Gbpsのネットワークを経由して、WD Cloud(4TB) へWindows7のファイルコピーを使用している状況です。
ウイルス対策ソフトなども稼働させた通常の使用状況での転送速度です。
ファイル転送速度は、平均で24.0MB/秒(192Mbps/s)でした。
Windowsタスクマネージャーによると、所々で50%を超えていいるところもありますが…キャッシュでしょうか?
※LS410D0401Cがあまりにも遅すぎたということもありますが…
WD Cloud(4TB) のBcakup等機能には以下のようなものがあります。
WD Cloud(4TB) の一番の売りが、パーソナル・クラウド・サーバー機能です。
BuffaloやI・Oデータでも実は同じようなことを行うことが出来ますが、WD Cloudではセットアップ段階で「WD
Cloud.jpアカウント」を作成してしまっているので、スマートフォンにアプリを導入するとすぐに使えます。
一応、iPhoneとXperia Z2 Tabletには、アプリを導入しましたが、まだ余り使用をしていないので、当面は下記のリンクを参考にして欲しいと思います。。
なお、スマートフォンの写真・動画の自動バックアップ機能は、「WD Cloud.jpアカウント」でアクセスできる場所とされていれば、自由に設定できるので、複数人の家族でWD Cloud(4TB) を使用をしていても、きちんとBackupする先を分けることが出来出来ます。
デバイス・サーバ選択、設定画面へ |
設定画面(キャッシュ・(写真)自動バックアップ) |
フォルダの表示例 |
写真一覧(すべて) |
写真一覧(年月別) |
写真一覧(年月別、月内の表示例) |
動画一覧 |
<参考>
どこからでもアクセスできるパーソナルクラウドNAS「WD Cloud」 - タブレットやスマホの容量不足解消にもおすすめ
4 スマホからWD Cloudを便利に利用できるスマホ用アプリも