本年最後の「物欲日記」は、「無線LAN＋ルーター(ブロードバンド・ワイヤレス・ルーター)」の購入・設定記です。
今年は本当にいろんなものを買いました(^^;
液晶ディスプレイとパソコン本体は、故障等による予定を1年繰り上げての購入でしたが、それ以外は、買いたいから買ったという、衝動買いの代物です・・・我が家の浪費家は間違いなく「私」です。
こんな景気ですから、節約しないといけないのですが・・・
それでは本題の無線LANの話を書いていきましょう。
まず、無線LANの規格は、現在、3つあります。それぞれの特徴は次のとおりです。
（自分で無線LAN機器を買おうと思うまでは、「802.11b」しか知りませんでした。）
さて、規格ごとの違いを理解して、これがいいと決めたら、今度は具体的なメーカーと製品を調べます。
すると、ルーター機能付きのものと、ルーター機能のないものがあることが分かります。これは、どのように無線LANを使用するのか、またはどのようなInternet接続環境にあるのかによって選ぶタイプが変わってきます。
「無線LAN+ルーター」の機能上の大きな違いは、これくらいです。
あとは、HUB機能が内蔵とか、WEPが128bit対応なのか、MACアドレスフィルタリングをサポートしているとかの問題です。
セキュリティのことを考えると、WEPが128bit対応、MACアドレスフィルタリングは持っていて当たり前の機能ですが・・・対応していない商品も存在します。
現在の私のインターネット接続環境は、イー・アクセスの1.5Mbps ADSLサービスを利用しており、ルーター機能付きADSLモデムを使用してします。そして、複数のパソコンをHUBを介して、インターネット接続が出来るようにしています。
ですから、この環境で、無線LAN機能を実現するには「ルーター機能なし｣で構わなかったのですが、今回の｢無線LAN＋ルーター｣の購入の動機に、1月にBフレッツへの切り替えをするというのがあります。
現在、住んでいるマンションで、Bフレッツ・マンションタイプ(VDSL・最大50Mbps)が、来年の1月からサービスされるのに合わせて、私もインターネットへの接続回線を強化しようと考えているのです。
（現在のADSLでは、実効800kbpsなので、1Mbps等のブロードバンド向け映像などを楽しむことが出来ないので・・・）
NTTのフレッツシリーズは、｢モデム機能｣のみの提供となるので、複数台のパソコンをネットワークに参加させるためには、ルーターが必須で、どうせルーターを買うなら｢無線LAN」にも対応という思考を辿ったのでした。
前述のように、我が家では、複数台のパソコンを接続するわけなのですが、その接続方法は｢全て無線LAN」にする、「1台は無線LANで、残りは有線LAN」という組み合わせが考えられました。
どのような接続方法が良いのかを、次の点を考慮に入れて、考えてみました。
その結果は・・・
・せっかくだから、Bフレッツの性能が生かせるもの、有線LANの性能が高いもの(50Mbps以上)
・4ポート以上のHUB付き
・ルーター機能では、NAT、UPnP、ポートマッピング、DMZ、VPNパススルー、MACフィルタリングは必須
・無線LANは、MACフィルタリング装備、ノート用に PCカードタイプで128bit WEP対応のものを
と探してみると、案外、検討対象となる機器はありませんでした。
条件に合う無線LAN・ルータは、「NEC Aterm WB7000H」と「メルコ WBR-B11」の2機種くらい。「京セラ KY-BR-WL100」は、残念ながら有線LANの実効転送速度があまりにも遅く、検討対象から漏れました。プリントサーバを内蔵していて面白かったのですが、縦置きが事実上不可能な点も、私的には減点対象でした。
そして、最終的に購入したのは「NEC Aterm WB7000H」でした。
メルコの「メルコ WBR-B11」は、割と大き目の縦長の楕円形で、意外と存在感があります。
写真を見ていただくと分かると思うのですが、我が家の無線LAN・ルーターは、かみさんの机とパソコン本体の間に設置する予定でしたので、厚みのある「メルコ」は選外となりました。
無線LAN機器は、メルコ、NECの順で売れているようです。売れているものほど、設定や使いこなしの情報がインターネットから得やすく、気楽に使えるという利点もあります。両社ともファームウェアのUpdateが頻繁にされているので、不具合が見つかったときにも安心です。
追加
このブロードバンドルー他の高速性を生かした結果が、こちらにあります。
