徒然なるままに 22年12月16日

外付けSSD の更新（WDS100T3X0E）

　外付けSSDである Samsung T5 1TB を導入してから3年半が経過しました。
導入時の話については、「外付けの Samsung T5 1TB に Boot Campで Windows10 を導入」をご覧ください。
　今回の更新は、Samsung T5 1TB上で運用をしている仮想マシンの動作速度が気になってきたり、Thunderbolt3接続のケースやSSDが安くなってきたことや、持ち歩き用のリムーバブルメディアの容量を増やしたかったりしたことがあり、SSDの容量は、１TBで同じままですが、更新をしました。
　今回の更新では、前述のようにファイル操作の高速化を期待をしています。

選んだ商品は

　今まで使用してきたSamsung T5 1TBの転送速度は、USB 3.1 Gen2接続なので、2800MB/s（10Gbps・理論値）で、iMac 27"での実測では560MB/s程度となっていました。
HDDに比べればこれも十分に早いのですか、隣の表示している本体内蔵のSSDの速度と比べてしまうと見劣りがしますし、仮想マシンの起動やシャットダウン時の動作速度・時間を改善したくなってきました。

　今回導入した外付けSSDケースは、あまり聞いたことのないメーカーである「SAN ZANG MASTER」というメーカーの販売しているものですが、『「Thunderbolt3」をベースにするので、Thunderbolt 3/4に対応し、USB3.2(20Gbps)/USB3.1(10Gbps)/3.0(5Gbps)下位互換可能です。ご注意:USB2.0に非対応。』と、商品説明にあり、Thunderbolt3接続が出来ることから、40Gbps（5000MB/s・理論値）での接続となります。

　同時購入したM.2 SSDは「WDS100T3X0E」で、最大5,150MB/S（1TBおよび2TBモデル）という速度を実現するPCIe Gen4インターフェース対応の高速タイプを選択しました。
　DRAMキャッシュレス仕様です。

転送速度

　製品到着後、早速組み立て、速度を測ります。
　実測値としては、1890MB/s程度となっています。
　高速化の効果は、十分に出ており、仮想マシンの起動・停止などの大容量のファイルの読み書き時の待ち時間が少なくなりました。
　iMac 27"本体の内蔵SSDの速度は、3080MB/s程度ですので、それと比べても、外付けディスクであるのに意外と早いですね。
　もう少し遅い速度になるかと思っていました。
以前のSamsung T5 1TBの転送速度は、560MB/s程度となっていました。
　ちなみにフォーマットは、両方とも　「exFAT」です。
　後述の、Boot Camp時も読み書きを行いますし、万が一の時には、別マシンに接続して読めるようにしておきたいためです。
※「APFS」や「NTFS」だともう少し速度が出るかもしれません。

　なお、この外付けSSDは、Boot Camp時には、Documents フォルダとしても使用をしており、ゲームのMODデータやセーブデータが保存されていることから、そちらでも高速化の効果を発揮してくれています。

　今回導入した外付けSSDケースは、USB2.0に非対応であることが、注意点です。
　まぁ、基本自宅のiMac 27"本体に繋いだままで使用をするので問題はないと思いますし、今後のパソコンでも拡張端子がUSB2.0のみというのは考え難いので、問題ないでしょう。
　また、M.2のサイズとしては、2230、2242、2260、2280に対応をしているので、将来的にM.2を使い回す時の幅も広いかと思います。

WDS100T3X0E (Mac OS)
Samsung T5 1TB (Mac OS)
WDS100T3X0E (Windows10)
iMac 内蔵SSD (Windows10)
iMac 内蔵SSD (Mac OS)

今までのSSDの用途

　いままで使用をしてきたSamsung T5 1TBについては、サイズが小さく1TBと容量も多いので、iPad Proの外部記憶代わりとして、持ち歩き使用をしたいと考えています。
　私は、モバイル回線を使えないオフライン時でも、一定のデータにアクセス出来るようにしておくことは、重要だと考えています。
　災害や旅行先やイベント時など、モバイル回線が十分でない時に役にも立ちますし、少ないギガでも十分に回線運用をすることが出来ます。

参考