自宅のネットワーク回線・構成の見直しを行いました。
現行の家庭内LANは、4年前の引っ越しの際に、インターネットとの回線を最大200Mbpsで、屋内の無線LANは最大300Mbps(802.11n(5GHz))と最大54Mbps (802.11g(2.4GHz))をベースに構築をしたものです。
現在はさらに無線LANを使用する機器も増え、日常色々な機器を使用しているために、通信速度の低下がみられました。
また、この間更新したiPhone 7はLTE(4G)で最大375Mbpsという速度で利用できます。自宅の無線LANが遅いとLTEを使用したほうが通信速度が速く、限りあるデータ通信量を使用してしまう可能性があります。(「Wi-Fiアシスト」機能)
今回、これらを解消することを目指して、インターネットとの回線を最大1Gbpsに、屋内は最大1733Mbps(433Mbps*4))の無線LAN(802.11ac)をベースに構築し直しました。
インターネットへの接続速度も、無線LANもいずれも最大速度は論理値でしかありませんが、快適なるはずです。
外部からの光ファイバーは、1Fのクローゼット内のPR-400KI(ひかり電話ルータ)にONUを介して接続されます。
1F用の無線LAN親機として、以前から使用していたAterm W9500N を設置しました。5GHz帯の802.11nで最大450Mbpsで接続できるようにしました。
2F LDへは、有線LANで1Gbpsで接続されています。Aterm W9500N にかえて、Aterm WG2200HP を接続し、2Fでは802.11acや802.11nにより無線区間でも最大600Mbpsで接続できるようにしました。
以前にも書きましたが、我が家のメインのパソコンとなる(自作参号機)は、そこから少々離れた場所に設置してあります。今回、最大1733Mbps 802.11ac で接続されました。これにより、各所からのNASへの接続が高速化されました。
日常のファイル利用や、バックアップ、NAS上に保存してある自炊図書の閲覧等が快適になりました。
今回導入したAterm WG2200HP については、10月から使用をしています。
iPhone7を9月末に導入し、無線LAN側の速度向上対策として導入をしました。
その効果は著しく、フレッツ光ネクスト ハイスピード(200Mbps)であるにもかかわらず、 下り 197.84Mbps(802.11ac 接続)を記録しています。(2016.10.01(土)午前6時頃)
それまでは、最大でも100Mbpsぐらいしか出なかったので、約2倍の高速化が図られたということになります。
平日の日中から夜にかけては、利用者が多くなり、当然ここまでの高速なインターネット接続は行えませんが・・・
今回は、Aterm WG2200HPを購入したのですが、これは実は、「ライトモデル」に位置付けられた機種となります。
上位機種は、802.11n(2.4GHz帯)が 800Mbps対応し、無線LAN区間の実効転送速度が約1276Mbpsだったりしますが、iPhone7の無線性能や有線LAN区間の1Gbpsを超えた性能で、コストパフォーマンスを考えると・・・あえて上位機種にすることもないということで、Aterm WG2200HPを購入しました。
コンバーターセットといって、2台のAterm WG2200HPがついになるように設定されたものも売られていますが、自力で親機・子機等のWi-Fi設定ができるのであれば、単体のものを2台買ったほうが安くなります。購入当時は2,000円位差があったと思います。
Aterm W9500N | Aterm WG2200HP | |
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WAN(LAN)側 | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Te(Auto MDI/MDI-X対応) 1口 | |
LAN側 | 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Te(Auto MDI/MDI-X対応) 4口 SW-HUB |
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無線LAN | - | IEEE802.11ac 5GHz 最大1733Mbps |
IEEE802.11n 2.4Ghz帯 最大300Mbps 5GHz 最大450Mbps |
IEEE802.11n 2.4Ghz帯 最大450Mbps 5GHz 最大600Mbps |
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IEEE802.11a 5GHz 最大54Mbps | ||
IEEE802.11g 2.4GHz 最大54Mbps | ||
IEEE802.11b 2.4GHz 最大11Mbps | ||
内蔵アンテナ | 5GHz :送信3 ×受信3 2.4GHz :送信2 ×受信2 |
5GHz :送信4 ×受信4 2.4GHz :送信3 ×受信3 |
5GHzと2.4GHzの同時通信可能 | ||
SO-MIMO 時分割で通信 |
MU-MIMO 最大3台の端末と同時通信が可能 |
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セキュリティ | SSID、マルチSSID、MAC アドレスフィルタリング、ネットワーク分離機能、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES) |
12月24日から、フレッツ光ネクスト ハイスピード(200Mbps)から、ドコモ光(1Gbps)に、光回線を変更しましたが、 下りは 197Mbps を超える測定結果が出たことはありません。上りは200Mbpsをかなりの頻度で越えるのですが…
それでも、LTE回線よりは早いようです…
ようやく、200MbpsOverの下りが出ました。(下り298Mbps(802.11ac接続)2017.12.27(火) 午前7時頃)
代わりに上りは出てないようですが…