徒然なるままに 16年12月10日

自宅のネットワーク構成変更

 自宅のネットワーク回線・構成の見直しを行いました。
 現行の家庭内LANは、4年前の引っ越しの際に、インターネットとの回線を最大200Mbpsで、屋内の無線LANは最大300Mbps(802.11n(5GHz))と最大54Mbps (802.11g(2.4GHz))をベースに構築をしたものです。

 現在はさらに無線LANを使用する機器も増え、日常色々な機器を使用しているために、通信速度の低下がみられました。
 また、この間更新したiPhone 7はLTE(4G)で最大375Mbpsという速度で利用できます。自宅の無線LANが遅いとLTEを使用したほうが通信速度が速く、限りあるデータ通信量を使用してしまう可能性があります。(「Wi-Fiアシスト」機能
 今回、これらを解消することを目指して、インターネットとの回線を最大1Gbpsに、屋内は最大1733Mbps(433Mbps*4))の無線LAN(802.11ac)をベースに構築し直しました。


 インターネットへの接続速度も、無線LANもいずれも最大速度は論理値でしかありませんが、快適なるはずです。

宅内LAN構成

 外部からの光ファイバーは、1Fのクローゼット内のPR-400KI(ひかり電話ルータ)にONUを介して接続されます。
 1F用の無線LAN親機として、以前から使用していたAterm W9500N を設置しました。5GHz帯の802.11nで最大450Mbpsで接続できるようにしました。
 2F LDへは、有線LANで1Gbpsで接続されています。Aterm W9500N にかえて、Aterm WG2200HP を接続し、2Fでは802.11ac802.11nにより無線区間でも最大600Mbpsで接続できるようにしました。

 以前にも書きましたが、我が家のメインのパソコンとなる(自作参号機)は、そこから少々離れた場所に設置してあります。今回、最大1733Mbps 802.11ac接続されました。これにより、各所からのNASへの接続が高速化されました。
 日常のファイル利用や、バックアップ、NAS上に保存してある自炊図書の閲覧等が快適になりました。

宅内LAN構成

「Aterm WG2200HP」について

 今回導入したAterm WG2200HP については、10月から使用をしています。
 iPhone79月末に導入し、無線LAN側の速度向上対策として導入をしました。
 その効果は著しく、フレッツ光ネクスト ハイスピード(200Mbps)であるにもかかわらず、 下り 197.84Mbps(802.11ac 接続)を記録しています。(2016.10.01(土)午前6時頃)
 それまでは、最大でも100Mbpsぐらいしか出なかったので、約2倍の高速化が図られたということになります。
 平日の日中から夜にかけては、利用者が多くなり、当然ここまでの高速なインターネット接続は行えませんが・・・

 今回は、Aterm WG2200HPを購入したのですが、これは実は、「ライトモデル」に位置付けられた機種となります。
上位機種は、802.11n(2.4GHz帯)が 800Mbps対応し、無線LAN区間の実効転送速度が約1276Mbpsだったりしますが、iPhone7の無線性能や有線LAN区間の1Gbpsを超えた性能で、コストパフォーマンスを考えると・・・あえて上位機種にすることもないということで、Aterm WG2200HPを購入しました。

 コンバーターセットといって、2台のAterm WG2200HPがついになるように設定されたものも売られていますが、自力で親機・子機等のWi-Fi設定ができるのであれば、単体のものを2台買ったほうが安くなります。購入当時は2,000円位差があったと思います。

 

新旧比較
  Aterm W9500N Aterm WG2200HP
WAN(LAN)側 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Te(Auto MDI/MDI-X対応) 1口
LAN側 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Te(Auto MDI/MDI-X対応) 4口
SW-HUB
無線LAN - IEEE802.11ac 5GHz 最大1733Mbps
IEEE802.11n 2.4Ghz帯 最大300Mbps
5GHz 最大450Mbps
IEEE802.11n 2.4Ghz帯 最大450Mbps
5GHz 最大600Mbps
IEEE802.11a 5GHz 最大54Mbps
IEEE802.11g 2.4GHz 最大54Mbps
IEEE802.11b 2.4GHz 最大11Mbps
内蔵アンテナ 5GHz :送信3 ×受信3
2.4GHz :送信2 ×受信2
5GHz :送信4 ×受信4
2.4GHz :送信3 ×受信3
5GHzと2.4GHzの同時通信可能
SO-MIMO
時分割で通信
MU-MIMO
最大3台の端末と同時通信が可能
セキュリティ SSID、マルチSSID、MAC アドレスフィルタリング、ネットワーク分離機能、WEP(128bit)、WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)

参考

 12月24日から、フレッツ光ネクスト ハイスピード(200Mbps)から、ドコモ光(1Gbps)に、光回線を変更しましたが、 下りは 197Mbps を超える測定結果が出たことはありません。上りは200Mbpsをかなりの頻度で越えるのですが…
 それでも、LTE回線よりは早いようです…

 ようやく、200MbpsOverの下りが出ました。(下り298Mbps(802.11ac接続)2017.12.27(火) 午前7時頃)
代わりに上りは出てないようですが…

戻る


最終更新日:2017/04/16 14:02:04作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
Copyright 2016-2017