SONYの電子書籍リーダー「PRS-650」を2011.02.04に購入して、2年9ヶ月あまり経過をした2013.11.12に「PRS-T3S」へと代替わりをさせました。
「PRS-650」も、壊れたとか電池が持たなくなったとかと言うことでは、まったくありません。
解像度が高くなり、コミックや文字が見やすくなったことに魅力を感じたことと、「PRS-650」を失くしたと勘違い(^^;
したことが、買い替えの動機です。
よくある話で、「PRS-T3S」を購入したとたんに、「PRS-650」は見つかったわけですが…
なお、「PRS-650」の紛失期間中は、現に読んでいる本と次に読む本の2冊の本を持ち歩いていました。
新しい「PRS-T3S」は、プラスティックボディーとカバーが一体化できることにより、旧機種よりも大幅に軽量化をしています。55g軽くなって160gです。カバー自身も軽くなっているので、私の実際の使用形態(カバーをつける)ではもっと軽くなっています。
300g→194gと100g以上の軽量化です。神野文庫本とほぼ同じ重さになりました。
約3倍になった利用ページ数とともに「急速充電」機能は、大変に便利で、書籍の入れ替えの短時間の接続で日常の利用は十分に賄えています。
「急速充電」機能は、3分間で、600ページ分程が充電されるというものです。
念のために2・3週間に一度フル充電をしておきますが・・・
また、ページ切り替え時の、白黒反転もほぼ発生しなくなったのも良い点でしょうか?(私はあまり気にしていなかったので・・・)
「PRS-T3S」はカバーと電源が連動をしているので、カバーを開くとすぐに、スタンバイ画面から読みかけの本を開くことが出来ます。PRS-650では、カバーを開き、電源スイッチをスライドさせてという必要があったので、これは大変便利です。ただし、スタンバイ画面の画像をほとんど見ることがなくなってしまいましたが…
「続きから読む」には、直近に開いた4冊を表示するモードが設けられており、複数冊を並行して読み進むことも「ノート(しおり機能)」を使わなくとも簡単にできるようになりました。
新機種になって不便になったのは、読み終わった本を開いた状態からすぐには「削除」が出来なくなったことです。
「本棚」で「書籍」を表示させた状態でないと削除が出来なくなりました。
私は、自炊本を、ChainLPで最適化して持ち歩いているので、オリジナルは別に保存してあるので、読み終われば削除して構わないので、簡便に削除できたPRS-650のほうが大変便利でした。
メモリカードスロットの減少とカバー下へ移動しアクセスしづらくなったことも不便だと最初は思っていました。
しかし、PRS-650 使用時には、いつでもどこでも読めるように、ジャンルごとにメモリカードに最適化済みの書籍を入れておいたのですが、ほとんど実際には利用することがありませんでした。
32GBのメモリカード一枚に収めた本だけでも読み切るには大変な時間が必要であること。
iPhone5のVPN環境で、いつでも自宅の電子書籍のストックにアクセスできるようにしたので、PRS-T3Sでは読むことはできないものの、iPhone5やSONY TabletSでは読むことが出来るので、必要性が低下してしまいました。
機種 | SONY PRS-650 | SONY PRS-T3S |
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価格 | 25,000円前後 | 9,000円前後 |
画面サイズ | 6インチ | |
画面解像度 | 800*600 | 1024*758 |
画面特徴 | 16階調のグレースケールのE Ink Pearl | |
重量 | 215g | 160g |
サイズ | 118.8*168*9.6 mm | 107 x 160.5 x 9.5 mm |
利用時間 | 約10,000ページ | 約30,000ページ |
内蔵メモリ | 2GB | 約2GB/約1.2GB(使用可能エリア) |
外部メディア | メモリースティックPROデュオ、 SDメモリーカード |
microSDメモリーカード |
外部との通信・接続 | - | Wi-Fi (IEEE 802.11b/g/n) |
[鼠色猫/長月達平] Re:ゼロから始める異世界生活 より 縮小写真ではよくは分かりませんが、文字は十分に読めるもののなんとなくぼんやりとした感じに見えます。 ふりがなは、なんとなく字の形になっているといった程度です。 ※「PRS-T3S」の内蔵フォントを利用していません。IPA明朝を使用。解像度を合わせた自炊PDFです。 ※リンク先のファイルは、EOS 7D EF-S 60mmマクロ(ほぼ最大接写)で撮影したものをそのまま掲載しています。(6MB以上) |
[鼠色猫/長月達平] Re:ゼロから始める異世界生活 より 縮小写真でもわかるほどにすっきりとした表示になっています。 細い線がきちんと「線」として表現されています。 ただし、文字が細すぎると感じる人もいるかとは思います。 ※「PRS-T3S」の内蔵フォントを利用していません。IPA明朝を使用。解像度を合わせた自炊PDFです。 ※リンク先のファイルは、EOS 7D EF-S 60mmマクロ(ほぼ最大接写)で撮影したものをそのまま掲載しています。(6MB以上) |
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<文字拡大> 解像度が低いために文字がぼやけて見えます。 特に「月」「平」は直線部のぼけがひどいようです。 ※「PRS-T3S」の内蔵フォントを利用していません。IPA明朝を使用。解像度を合わせた自炊PDFです。 参考にMS Wordで同じ文字をIPA明朝で表示したものも掲載しています。 |
<文字拡大> PRS-650よりは解像度が高いために文字がはっきりとしています。 「月」「平」の直線部のぼけが減りました。 ※「PRS-T3S」の内蔵フォントを利用していません。IPA明朝を使用。解像度を合わせた自炊PDFです。 参考にMS Wordで同じ文字をIPA明朝で表示したものも掲載しています。 |