徒然なるままに 13年10月20日

 ダイニングに置いてある小さいテレビを買い替えました。
画面を傷つけたとか、映らなくなってしまったとかいうわけではありません。
日常の使用でちょっと不便を感じていた点を解消できる機種が、発売されたので、更新したということです。

 現在の我が家には、ダイニングに今回買い替え対象の1台のテレビを設置し、リビングに大きめのテレビBD/HDDレコーダー等を設置しています。
 当初は、ダイニングでは食事時にニュースなどを見ることが出来ればよいというくらいの気持ちで、SONY KDL-19J5を設置していたのですが、追いかけで番組を見たいときがあることと、BD/HDDレコーダーにすでに録画されているものを見たいときがあるので、何かないだろうかと春先から探していました。

買い替えの検討

 テレビの買い替え・この問題の解決にあたり考慮すべき点は、私が自宅で使ったことのあるテレビがすべてSONY製であったということです。
「1」のボタンを押せば、電源が入り、NHK総合(東京)にチャンネルが変わるという操作に慣れてしまったということです。
 このため、SONY製のテレビを本体毎買い替えるか、DLNADTCP-IP対応)のプレーヤー等を今のテレビに追加するかということに、自分で選択肢を狭めてしまったことです。(単に「慣れ」の問題なんですが…)

 我が家には、2台のBD/HDDレコーダーがあるので、1台を移設しようかとまずは考えました。
後掲の写真のとおり薄型の液晶テレビをデスク上に置いているのですが、BD/HDDレコーダーをスマートに設置することが出来そうにありません。
上手く設置できることが出来れば、コストが最少で済んだのですが、断念です。

 次にDLNADTCP-IP対応)のプレーヤーの追加を検討しました。
AVeL Link Player AV-LS700」や「BDP-S5100」等が、BD/HDDレコーダーにすでに録画されているものを見たいときには役立つようです。
BDP-S5100」が特にSONY製でもありリモコンも共用化できるので、魅力的だったのですが、天板が物を置けないように傾斜しています。触るとわかるのですが、薄手のプラスチック筐体なので強度がないためにわざと行っているものと思われます。テレビ本体を上にに置ければ設置できると考えていた私にはちょっと期待外れのものでした。
 そして、 「AVeL Link Player AV-LS700」も「BDP-S5100」もなのですが、BD/HDDレコーダー録画しているものを追いかけ再生することが出来ないということが、店頭で試させてもらったところ判明しました。SONY Tabletレコプラでも、途中で再生が出来なくなるので、ひょっとしたら出来ないかなと思っていました。
 しかしこれでは、DLNADTCP-IP対応)のプレーヤーの追加で対応することはできません。

 その次に検討したのが、SONY製テレビです。
 夏に「W600A」シリーズに、24型が追加されるとの情報を知ったので、昨日や使い勝手に関する情報を色々と探してみました。
 DLNADTCP-IP対応)、無線LAN内蔵、YouTube対応など欲しいと思う機能が「特徴・仕様」上は掲載さています。
 しかし、9月中旬の発売ということで、「仕様」以上の詳しいことは分かりません。
 発売後、メーカーサポートに、BD/HDDレコーダー録画しているものを追いかけ再生することが出来るかを確認しましたが、出来ないとの返事が・・・・並行して価格を調べると「49,800円前後」とまだ価格が高かったことともあり、しばらくは購入を見送っていました。

 しかし、先日「仕様」を確認していてUSB HDDへ録画できることから、「録画」しておくか「TVポーズ」機能を使用すれば、追いかけで番組を見たい
という希望に対応できることに気が付きました。最初にBD/HDDレコーダーを移設しようとしたときの初心に戻って「録画」すればよかっただけです。
 しかも幸いなことに、Mac miniから取り出した 250GB HDDがUSB接続のケースに入って余っています。

KDL-24W600A の特徴

KDL-24W600A というわけで、購入したKDL-24W600Aですが、以下のような特徴を持っています。(私が購入に至った理由のみ)

チャンネルボタンで電源ON
新聞等でチャンネルがわかっている時には、「1」とか「5」とか押すだけなので大変便利。
慣れてしまったので、他のメーカーが採用しない限り、テレビはSONY製のみ購入しようと思うほど。
 
テレビの前面から音が出ているように聞こえる
りふれくたー機能というらしい。
壁に対して斜めにおいていても、変な反響をせずに、声が聞き取れる。
 
iPhoneから操作できる
「TV SideView」というアプリでリモコン操作、録画予約、文字入力等を行える。
特に文字入力は、YouTubeやWWWの検索等で便利。
 
ソニールームリンク対応
DLNADTCP-IP対応)のこと。
BD/HDDレコーダーの録画番組や、NAS内の写真・動画・音楽ファイルの再生が行える。
ダイニングで、リビングにあるBD/HDDレコーダーでとった番組が見れるので、番組消化が進む。
無線LAN内蔵
テレビ本体に、IEEE 802.11b,g,n(2.4GHz)対応の無線LANが内蔵されています。
IEEE 802.11a,n(5GHz)は内蔵されていません。
電子レンジを使うと、通信速度が落ちるのがわかります。
 
外付けUSBハードディスク録画
250GB の HDDでは、地デジを約30時間録画可能。追いかけ再生目的なので十分すぎます。
16TBまでのHDDを使用可能だそうです。同時使用はできませんが、8台までのHDDを利用登録できます。

電子番組表から1週間先までの録画予約が可能です。ダブルチューナーなので、録画中にもほかのチャンネルを見ることが出来ます。
「TVポーズ」機能を使用する場合にも、HDDが必要です。
 
ダブルチューナー搭載
先ほども記載しましたが、録画中にもほかのチャンネルを見ることが出来ます。
地デジ・BS・CSと地デジ・BS・CSを自由に組み合わせで利用可能です。小型テレビでは案外とダブルチューナーはないようです。
 
TVポーズ機能
リモコンの「TVポーズ」ボタンを押せば映像がストップします。そしてUSB HDDに一時録画されるので、続きから見ることができます。
懸賞の宛先、料理のレシピ、荷物の受け取り等で画面を静止させたいとか、一時中断したい時に便利に使えます。
 
番組表
広告が入らずに、9チャンネルを一度に俯瞰できます。
ただし文字が小さいので、近くからの利用が必須ですが、一度に多くのチャンネル・時間を見れるので便利です。
チャンネル数を減らせば、文字も大きくできます。
 

実際に使ってみて

 画面は非常に明るく鮮明です。
画面モードを「スタンダード」にしたうえで、明るさを下げて使用しています。

 電源コードは、ACアダプター式です。コンセントとアダプター間のケーブルが短めです。
我が家の設置場所では、アダプター本体が中吊りになってしまうので今後対策を検討します。

 リモコンや本体の電源スイッチで電源が、入らないことがありました。
ACアダプターの抜き差しで復旧しました。
解決策としては、ファームウェアを最新にすることです。最新にして以降は発生していません。(今後も動作検証)

 メニュー操作がPS3やPSPでおなじみの「XMB(クロスメディアバー)」風ではあるが、一般向けに改良されて縦軸が中心になっているので、私的には使いにくくなった。

 デザイン的には、スタンド部がすっきりしているのと、フレームが約1pと狭額なので非常にスタイリッシュに見える。
小型テレビは比較的野暮ったいデザインのものが多いので、非常に好印象です。

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最終更新日:2013/10/20 20:22:56作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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