今回は、NAS(LS-V2.0TLJ)とUSB外付けディスク(HD-LEM2.0TU2J)の更新記録です。
夏の暑さによるよるものなのか、3年という使用期間によるものなのか、今まで使用してた 「LS-XH1.0TL」がエラーを吐くようになってしまいました。
昨年の冬にも、2・3日エラーをはき続け、ディスクチェック後は正常に運用していたので、次回エラーをはいたら「更新する」と決めていました。
そのため今回更新を敢行しました。
よく使っている大手量販店のポイントが多数あり、単純に同一容量であれば、ポイントだけで購入することができましたが、今回も今後3年間の使用を見越して、倍の容量の2TBにするという決断を下し、表題のNAS及びUSB HDDとしました。
本構成とした理由や機種選定のポイントについては、前回(200090726)の更新時と同じです。
RAID対応のNASは、手が届く範囲の価格のものでは、コントローラーや電源が壊れてしまうと結局は内容を救出できないので、別筐体としました。
このあたりは3年くらいでは事情は変わらないようです。ちょっと変わったことは、RAID構成を行う場合に、同一容量のHDDでなくとも良い機種が登場したことでしょうか・・・
Backupについても、USB HDDへの自動バックアップをおこなうこととします。
この構成でバックアップを3年間運用をしてきて大変良かったと実感していることは、間違って削除したファイルも「自動バックアップ(原則毎日の夜中)」までは、前日のファイルが残っていることです。
RAID環境のミラーリングでは、操作を誤ってファイル削除してしまうと、Disk 1・2とも同時に削除されてしまいます。バックアップ実行までは、前バックアップ時のファイルが残っているという状況は、結構日常の運用では、かなり助かっています。
さて今回は、2TBへのディスク容量倍増とともに、66→76MB/秒(メーカー公称)のネットワーク転送速度の高速化も図られています。
環境移行や、今後の利用に際しても、少しでも高速になることは、メリットになるので良いことであると素直に受け入れます。
実使用環境におけるデータ転送速度(NASへの書き込み)は、50MB/秒程度にはなるようです。(AVGアンチウイルス・teraCopy使用、1000BASE-T対応HUBを介した接続)
データの新旧環境への移行は、旧NASから430GB、本体HDDから480GBのデータをコピーする必要がありました。
さすがにつきっきりで作業を行うのはいくら高速なNASを使用しては言うものの、時間の無駄なので、夜寝る前や出勤するときにバッチファイル等でコピーを仕掛け、コピーを実施しました。
そして、USB HDDへのBackup作成をコピーの終わった頃にタイマーで起動し行うことで実施しました。
なお、旧NASからのコピーに際しては、安全性を考えベリファイも行わせました。
Macintoshのバックアップについては、新しくとり直しを行います。
最近の電力事情を考えると、非常に気になる「省電力機能」ですが、我が家の運用形態では、本機種の持つ「機能」を発揮させることができませんでした。
以前には、タイマーによる省電力等も試みたのですが、使いたいときに省電力モードに入っていて使えない、省電力モードからの復帰に時間がかかるということがあり、ストレスとなるので、その使用をあきらめました。
今回も、「24時間常用」体制とします。
真夜中に集中して実行していたバックアップも、ディスク容量増加に伴う実行時間の長時間化の影響を避けるために、一部を日中に変更もしました。
(参考)
RAIDの弱点
ずばり一番速いNASはどれだ! 最新NASスピード対決
追記
USB HDDへのバックアップやファイルコピーが、NAS上で動いているとネットワーク側の反応が非常に遅くなるようです。
自動バックアップの時間と、PCからのNASの利用時間が重ならないように、配慮が必要です。