徒然なるままに 12年11月07日

Windows8の導入

 自宅のPC活用計画の見直しに伴って、手持ちのMacBookProを、主にWindowPCとして使用するために、Windows8を導入しました。

 新居購入に伴って、現在はリビングにおいてあるWindows7のデスクトップPCが少々離れた部屋に行ってしまうので、ダイニングやリビングですぐに使えるWindowsアプリの動くPCを用意する必要があり、このようなことになりました。
 当初はMacBookPro(OS X 10.8)上のVMware Fusionによる仮想PCを活用しようと考えました。
 しかし、環境を整え実際に動かして確認をすると、「すぐに使いたいWindowsアプリ」を使えるようにするまでに、Macの電源ONから3分近くかかることが分かりました。
 また、複数ユーザーによる使用の際には利用上の制限があり、使い勝手が悪くて我が家での実用に堪えませんでした。

 幸いにもMacBookProは、Windowsを(デュアル)ブートすることが可能なので、こちらをメイン環境として利用するように整備すれば、すぐに使いたいWindowsアプリを利用出来るようになります。
 せっかくですので利用するWindowsは、当然出たばかりの新しいWindows8を選択しました。
 Modern UIは今までのWindowsアプリの使用には適しませんし、私も好きではありませんが、Windows7のように使えるようカスタマイズして当分は使えばいいや、新しいものはちゃんと触っておかないとねということにしての導入です。

 さて、素早く使うための工夫をもう一つ今回行いました。それはHDDをSSDに換装することです。
 このおかげもあって、Window8・OS X 10.8とも電源ONから20〜30秒足らずで使用出来るようになりました。
 また、通常の使用でも、HDDではアプリの起動やウィンドウの新規オープンなどでは一呼吸おいてからというような動作でしたが、このタイムラグがなくなり大変快適な使用感を実現しています。

カスタマイズ

 ここからはWindows8の常用化のためのカスタマイズ項目などを記していきましょう。

 Windows8の最大の特徴は、Modern UIというタブレット向けの画面かデフォルトになったことです。
 一般的に良く使われると思われる「InternetExplorer」「メール」「Map」等が画面上に大きなタイルとして表示されています。
 今までの「デスクトップ」とは大きく画面が変わりました。
 タブレットやタッチ対応のディスプレイ搭載機を使用している場合には、簡単にそれぞれの機能にアクセスすることができます。また、起動したアプリは画面一杯に表示をされて実行されます。

 タブレットならばともかく、フル機能「パソコン」として、同時に複数のアプリケーションを実行したいので、まずはこの点をカスタマイズしました。
 「Classic Shell」というフリーソフトを使用して、PCにログインすると、Modern UIの「スタート画面」をスキップして、「デスクトップ」を表示するようにしました。これでだいぶ、Windows7までのPCに近づきます。「デスクトップ」画面ですので、「エクスプローラー」を複数表示してファイル操作をしたり、複数のアプリケーションをウィンドウ表示して、見比べたり、切り替えながらしながら使用することができます。Windows8本来の操作の「Windowsキー」や「チャーム」から「スタート画面」等を呼び出すこともほぼ可能なままです。

 続いてのカスタマイズポイントは、Windows8ではなくなった「スタートメニュー」の追加です。これも「Classic Shell」を導入することで、「デスクトップ」に追加されます。「スタートメニュー」はWindows Vista/7風のスタイルが初期値で設定されていますが、Windows Classic(Windows 95風)やWindows XP風にすることも可能です。
 さらに、PCの電源やログオフ・ユーザー切り替えは、Windows8では、右下のコーナーをタップ(またはマウスを寄せる)することで「チャーム」を呼び出し、「電源」から行います。これを、「スタートメニュー」に表示させます。これも「Classic Shell」の機能です。

 WindowsVistaやWindows7と同様に、Windows8の「デスクトップ」は非常にシンプルです。
「ゴミ箱」しか表示されていません。「コンピュータ」や「ドキュメント」を良く使う方は、デスクトップの何もないところで右クリックして、「個人設定」をクリック(またはタップ)し、「コントロールパネル」の「個人設定」をクリック(またはタップ)し、「デスクトップアイコンの変更」をクリック(またはタップ)して、必要なアイコンにチェックをします。  「スタート画面」からは、ドライブにはアクセスできないので、アプリケーション指定の保存場所以外にファイルを保存したい方はほぼ必須のカスタマイズだと思います・・・

Mac用のカスタマイズ

 ここまで、今までのWindowsとほぼ同じ操作性が再現できると思います。
 しかし、私の使っているPCは、MacBookProです。まだ、少々のカスタマイズが必要です。
BootCampアシスタントで作成した、「Windows サポートソフトウェア」を導入します。
ファンクションキーによる画面輝度の調整や音量の調整、パッドの設定を行うことができるようになります。
 私は、「Windows サポートソフトウェア」を導入して、最大輝度の画面を見やすい程度に調整したり、早すぎたマウスの移動速度を調整しました。タッチパッドの右下のタップで右クリックもできるようにして、右クリックを多用するWindowsPCとして使いやすくすることにしました。
 ただ、InternetExplorer等のスクロールが、OS Xで変更された方向に体が慣れてしまったために、なんとなく不便を感じています。これをカスタマイズする方法が分からないので、そのままなのが不満な点です・・・
 あとは、日本語入力を少々修正します。「半角/全角」キーがないので、「ひらがな」「英数」キーに「IMEオン・オフ」を割り当てます。これをしておかないと日本語入力が大変不便です。なお、WindowsPCでは、「無変換」「変換」キーに「IMEオン・オフ」を割り当てますので、ほぼ使い勝手は同一です。

 あとは、アプリケーションのCD等を持ち出して、ExcelやWord、Docuwork等といった自分がよく使うアプリを順次導入していきます。
 その後、本PCの最大の利用目的である「家計簿ソフト」の「ゆう子の家計簿」を導入します。
 細かいユーティリティなどは使い込んでいく中で、必要なものを追加していこうと思っています。

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最終更新日:2012/11/07 20:00:00作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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