徒然なるままに　10年09月26日

光ポータブル PWR-100F

　申し込み受付開始の初日に申し込みを行った、NTT東日本の「光ポータブル PWR-100F」がようやく到着しました。
　8月中旬には連絡があり、一度は受け取れることになっていましたが、旅行でしばらく不在にするために、受け取ることが出来ず、9月から使用するのに間に合うようにと発送日を指定しました。
　その後9月になっても一向に到着せず。NTTに問い合わせを行うと、なんと「発送漏れ」であることが判明しました。
　そして、数度にわたるやり取りの後、9月25日にようやく受け取ることが出来ました。

　到着後、付属品や外観をチェックした後に、SIMやmicroSD、附属の充電池を本体にセットします。
　クレイドルにACアダプターをセットして、充電を開始しました。

　本機はWPSS/AOSS機能により簡単に無線LANの設定することが出来るという機能を持つのですが、iPod touch、MacBook Pro で使用するためAOSS等を使用することが出来ません。
　これらの機能を使用できるパソコンや機器では、取扱説明書のとおりに行うことで簡単に設定することが可能と思われます。

　今回は、本体に記載されているSSIDとパスワード（暗号化キー）を用いて、設定画面を出すためにMacBookProのネットワークを手動設定しました。
　※手動設定とAOSSを使用した設定は混在させないことが重要です。

　前述のネットワーク設定後、Webブラウザで設定画面(http://192/168.11.1)を呼び出します。
　私が3G通信に使用するSIMは「日本通信　b-mobile U300」です。こちらを参考にして通信のための設定を行います。
　　※SIMフリー版では、イー･モバイルの設定がデフォルトになっています。
　　※SIMロック版では、docomoが設定されています。

　3Gでの通信が出来ることを確認してから、以下の項目を順次設定していきます。

• SSID、パスワード（暗号化キー）の変更
• rootパスワード設定
• AOSSオフ(AOSSボタンも無効化)
• ステルスSSID(ANY接続しない)
• MACアクセス制限(先に、無線LAN端末をつなげて、MACアドレス(etherネットアドレス)を登録しておく必要があります)
• Windows共有禁止
• コンテンツの自動ダウンロードの設定

感想

　半日使用しての実感は、下記のとおりです。

• ほかのサイトでも言及されているとおり電池の持ちが良いなぁということ。
  連続使用でも6時間使用できますが、無線LAN側で一定時間使用されないと、スタンバイ状態となり、省電力状態になります。1日電源を入れっぱなしで持ち歩き使用することも出来るのではないでしょうか?
  27日の使用では、断続的な使用をして12時間後に電池の残量が50％を切りました（LEDが緑色に）。
• 従来使用していた、b-mobile WiFi では、使用中かなり熱くなりましたが、PWR-100Fはそれほど熱くはならないようです。
• 大きさは、b-mobile WiFi より一回り大きいだけなのですが、写真の通り四角い形状でために、少々かさばる感じがします。
  ただし、基本的には鞄に入れたままにしておくと思うので・・・邪魔にはなりませんが。
• 状態の確認は、Webブラウザでアクセスすることで詳細に見ることが出来ます。
  また、本体の３個のLEDで、電池の状態や通信状態を確認することも出来ます。
• 期待していたのに不満であった点は、「自動ダウンロード」機能です。
  - 5サイトしか指定できない点（最低10サイト欲しかった）
  - 基準URLから1階層しかリンクをたどれない点（2階層欲しかった）
• スタンバイ状態・3G通信OFF からの通信可能な状態への復帰はストレスにならない程度に十分早く（15〜20秒程度）、b-mobile WiFi の90秒とは比べ物になりません。