7日の日に購入した「スキャナー」が雪の中とどきました。
富士通パーソナル(MUSTEK製)のPLUG-N-SCAN 600CPです。
このスキャナーは600DPIのフラッドヘッドスキャナーです。スペックは表の通り、今となっては旧態依然としたものではありますが、驚くべきはその価格でした。
なんと、9,700円(税別)です。定価そのものは、24,800円でしたが、発売後10日あまりで、この値段で入手することが出来ました。
本当は、SCSI接続のスキャナーをゆくゆくは買おうと思っていたのですが、この値段に負けてしまいました(^^;
(31KB)
接続そのものは、パラレル接続ということで、現在繋がっているプリンターケーブルをパソコン本体からはずして、その間にスキャナーと付属のケーブルを接続し、ACアダプターを接続するだけです。
非常に簡単な作業でした。
ただし、私の場合には、パソコンを置いてある机の周り・上の整理も行ったので、ちょっと時間がかかってしまいましたが・・・
形式 | フラットベッド(原稿固定型) | |
階調 | カラー | 30ビット(入力)、10億7400万色 24ビット(出力)、1670万色 |
グレーモード | 10ビット(入力)、1024階調 8ビット(出力)、256階調 | |
テキスト/ラインアート | 1ビット(2値) | |
スキャンモード | 1パススキャン(線順次方式) | |
スキャン領域 | 最大216*297 mm | |
解像度 | 光学解像度 | 300dpi(主走査)* 600dpi副走査 |
最大 | 9600dpi * 9600dpi(ソフト補間による) | |
解像度制御 | 50-9600ドッ/ノインチ(dpi)(ソフト補間による) | |
スキャンデータバッファー | 128KB(最大) | |
輝度制御 | 255段階調整(ソフトによる) | |
コントラスト制御 | 255段階調整(ソフトによる) | |
インターフェイス | 拡張プリンタポート(EPP) | |
寸法 | 416mm * 282mm * 64mm (L * W * H) | |
重量 | 2.3Kg | |
動作電圧(周波数) | 100-120V(47-63Hz) | |
消費電力 | 1.0A、12V | |
動作温度 | 10-40C | |
動作湿度 | 20%-80% RH結露なし | |
保存温度 | -10-60℃ | |
保存湿度 | 20%-80% RH結露なし |
同梱されてきたソフトは、「超整理er Ver.1.0」「Micrografx PhotoMagic Ver.6.0」とドライバーです。「超整理er Ver.1.0」は10ヶ国語対応のOCRソフトで、単体で買うと2万円以上するものです。
これが結構文字認識の効率はよく、上記の表はスキャナーのマニュアルを400DPIでスキャンしたものを、OCRにかけた結果です。
「階調」を「階諧」。「温度」を「湿度」、「×(バツ)」を「X(大文字のエックス)」と間違えたくらいで、結構いい文字認識をしてくれます。
導入されたスキャナードライバーは、スキャナーのふたが開くと、読み込み作業のメニューを表示してくれますが、原稿を取るためにふたを開けても表示してくれます。
ちょっと、邪魔くさいかもしれません。
面白いことに、このメニューから直接、画像を電子メールとして送信することも出来ます。その画面もリンクしておきます。SMTPサーバーを指定する欄があるので、そこに、電子メールソフトなどで使用しているSMTPサーバーを指定だけです。
OCRソフトについては、別のページを設けましたので、参照してください。
参考として、早川書房刊の『新艦長着任 上(紅の勇者オナー・ハリントン1)』の冒頭ページをOCRした結果とその画像を掲載します。
結果については、生成されたテキストファイルをそのままリンクしています。