Windows 2000 Professional 日本語プレリリース版(RC2)
現在皆さんがふだん使っているWindowsは、「Windows 95/98」であると思う。
Windows に他、その他にビジネス用途向けに開発し、ネットワーク・サーバー機能や安定性を向上させたまったく別開発の「Windows NT 4.0」がある。
ここで簡単に紹介する「Windows 2000」はそのNTの後継OSとして開発されたものです。
以下のような特徴があります。
この特徴が自分の用途に見合うようならば、Windows2000の導入を考えてみてもいいのではないでしょうか?
月刊ASCII 2000年1月号には、Windows 2000
Professional 日本語プレリリース版(RC2)のCD-ROMが付録として添付されている。
今回は、「試用」ということで、IDE HDDのテスト用パーティションに導入をしてみた。
詳しくは、ASCII 1月号を購入して読んでもらいたいが、私のパソコン(参考:Aptiva)では、以下のようにスムーズにインストールをすることが出来た。
ただし、一部の機器については、標準ではデバイスドライバーがOS側で準備していないため、動作していない。(メーカーのサイトには、ドライバーがあると思うが、現時点では未調査)
15:10 | CD-ROMからBOOT 添付のCD-ROMは、AT互換機用のブータブルCDである |
15:15 | Windows2000の、インストーラー上で、2台目のIDE
HDDの今までテストをしていたLINUXパーティション(1GB)を解放。 Windows98のFDISKで見たものとは違う、パーティション・マップが表示されている。ちょっと、このあたりに不具合があるような気がする・・・ しかし、実用上は支障がない |
15:20 | 先のパーティションを、NTFS形式で確保・フォーマットを行う。 キーボードの種類を認識させると、Windowsのファイル コピーが始まる |
15:28 | 再起動 セットアップウィザードが自動的に起動して、プラグ&プレイによるデバイスの認識などが行われる。 |
15:40 | 名前などの「ユーザー情報」の入力 Administrator(管理者)のパスワードや、コンピュータの名前を登録する。 |
15:43 | コンポーネントのインストール NIC(ネットワークインターフェイスカード)の有無で、手順がちょっと変わるが、今回は、NICは検出されていないので、ネットワークの設定の画面は出てこない。 |
15:49 | 「最後のタスク(スタートメニューなどの設定)」が実行される |
16:03 | セットアップ完了 再起動 |
16:05 | Windows2000起動 |
16:06 | Administratorでlogin 家庭で特定ユーザーのみが利用するのであれば、「常に次のユーザーがコンピュータにログオンすると見なします」をチェックしても構いませんが、家族で利用する場合には、面倒でもloginするようにしたほうが安心です。 これで、インストールは完全に完了です。あとは、「試用」するだけです。 |
16:09 | 画面サイズをLCDディスプレイの解像度に合わせて、設定。 IO-DATA USB Port 10BASE-T LAN AdapterとMwave modemはドライバーがないため、現状では利用が出来ない。 DVD-RAMドライブも利用できない。DVD-ROMは利用可能。 インテリマウスのホイール機能を有効に活用するために、Inteli Point 3.0 を雑誌のとおりインストール。ホイールは一度使うと手放せないので、これで便利になった。 Windows2000は、WinNTと同様に、NumLockが最初はOffになってしまうので、NumLockを起動時からONになるように、雑誌のとおりレジストリを設定する。 APMを雑誌のとおり設定し、シャットダウン時に自動的に電源か切れるようにする。 |
ほぼ1時間でインストールが完了した。
Windowsシリーズは、Versionが進むにつれて、インストールが簡単になっていくようで、数回のキー入力だけで後は待っているだけで良くなっている。
本を片手に、入力画面が出るのをひたすら待つだけで、一度目でインストールが成功した。
NTFSで1GBのDISKをフォーマットして、Windows2000をインストールした結果、約580MBをOSが利用することになった。
意外にDISK容量が少なくて済む。某ワープロソフトのように1GBを越える占有量にはならない。
いくつかのソフトを動作させてその動作速度や安定度を確認した。
Windows 2000 Professional 日本語プレリリース版(RC2)
は性能評価用です。
評価期限はWindows 2000 Professional 日本語発売までです。2000年2月18日予定
評価期間を越えて使用する場合は、正規版を購入してください。
RC2のユーザー登録を行うと、優待価格で、Windows2000
が購入できるそうです。
結論から先に書いてしまいましょう。
「Windows2000」は、導入を見送ることにしました。
その一番の要因は、DVD-RAMドライブのWindows2000用のドライバーが、有料配布だったことです。しかもまだベータ段階のものでうまく日本語ファイル名をハンドリングできるかどうか疑問があったからです。
Windows2000の安定性は際立っており、その問題がなければぜひともWindows2000に移行したいと思わせるほどのものです。
しかし私の環境はDVD-RAMドライブを使用することを前提として構築しており、DVD-RAMドライブが使えないのでは意味がなかったのです。
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