徒然なるままに 21年08月15日

iOS/iPadOS 15 beta を導入してみて

まず、テスト機に

 iOS/iPadOS 15 については、その発表時から、いくつかの魅力的な機能がありました。
 私が注目・期待している機能は、以下のものです。
 なお、いくつかの機能は、iPadOS 15でないと試せません。

 流石にbetaの初期段階では、本番環境に導入することは躊躇われたので、色々な実験に使用をしているiPhone7にまずは導入をしてみました。
 パブリックベータ段階になっているので、致命的な障害にあたることはなく、ほぼほぼ問題なく利用をすることが出来ました。
機能が復活して意外と便利だなぁと思ったのが、iOS13で廃止された「虫眼鏡」。現在のiOS14では表示されたテキスト(本文)を範囲選択するときに指で隠れて、上手く選択できないことがおおいですが、iOS12までのように、カーソル位置が(拡大・別に)表示され選択位置が分かり易くなりました。

 メモに「#重要」と記載をすると、タグとして認識されます。
フォルダーとは別にタグによる分類・まとめ表示が出来るようになりまし。
複数のタグを入力することが出来るので、複数ジャンルなどに跨るメモが探しやすくなります。

 集中モードは、上手く設定をしてやれば随分と良い機能になるように思います。
仕事中には、気を散らすような通知をしないようにしたり、特定のホーム画面を表示しないように設定をすることが出来ます。
通知については、(例えば)「仕事モード」では、仕事に必要なAppのみを指定して、通知を受けるようにします。ゲームAppや(販売促進やつまらない)お知らせ系の通知を表示させないようにすることが出来ます。
 さらに「会議中モード」では、通知を一切OFFにしてもいいかもしれません。
 従来の「おやすみモード」を進化させた機能と考えればいいようです。

 「即日通知」は、先ほどの指定にかかわらず、通知を受けることも可能。(※「即時通知」や通常の「通知」かをどのように指定・判断しているのかは不明。今後通知するAPP側で実装か?)
 「連絡先」では、(例えば)「仕事モード」でも受けたい「連絡先」を指定することが出来る。(※電話とiMassageは、動作を確認。ほかのアプリでは不明)
 この集中モードは、「時刻」や「場所」、特定の「App」を起動した場合に自動的に設定することも可能です。当然手動でも設定できます。コントロールセンターで切り替えたり、既に何らかのモードにないっていればロック画面からも切り替えが出来ます。

 「ホーム画面」を特定のモードで表示・非表示とさせることが出来ます。
「仕事モード」では、ゲーム等のエンタメ系のアプリを集めたホーム画面は表示させない。ということが出来ます。
Appアイコンを複数配置できるので、利用頻度に応じて、Dockへ置くのか、複数のホーム画面に置くのかということが選択できます。
この機能を使って便利だと思ったのは、ウイジットを切り替えられることです。仕事意外と、仕事中では必要と考えるウィジットが異なるので、自動的に切り替わる点が気に入っています。
「スマートスタック」は、今一つどのようなタイミングで切り替わるのかがわからず必要な時に必要な情報が表示されていないことが多かったので…

iPad Pro へ

 betaも4になり、安定してきたようなので、本番環境のiPad Proにbeta4を導入してみてみました。

 やはり便利なのは、スクリブルの日本語対応。
テキスト入力できる場所では、どこでも手書き入力ができます。
 また、このスクリブルは、「メモ」に手書きしておいたメモを、後でテキスト化することができます。
 やはり素早く「メモ」をするには、「変換」作業を後回ししておいた方が、自然に書けるので良いようです。
 スクリブルやmazecでは、文字入力の途中で変換、確定、改行等の操作が必要になります。

 参考動画を取りましたので、「こちら」をご覧ください。

 私は、メモが大好きで昔から色々な物や工夫をしてきました。
iPad Proも、スタンバイ中の画面をapple pencilでタップすると、インスタントメモ」が立ち上がりすぐにメモを書けるというのが、大変魅力的で、iPadを選択・導入の大きな理由です。
 「インスタントメモ」は大変便利で、電話や打ち合わせなどですぐにメモを取ることが出来ます。
おかげで、身近に置いてあったメモ用紙がなくなりました。人に渡すメモをするのにメモ用紙を探したりする必要がありますが・・・

 iPadOS 15では、「クイックメモ」という機能が、搭載をされました。
iPadの画面を右下からスワイプするといつでも「クイックメモ」が現れメモを取ることが出来ます。(※左下からのスワイプはスクリーンショットですね)
Apple Pencilによる手書きや、スクリブルの利用もでき、ドラッグ・アンド・ドロップによるファイルの添付も行えるので、こちらも大変便利な機能となりました。
ブラウザから、次々と「ページ」や「リンク」を「メモ」に追加すると、小さなカードのように保存されます。リンクも同時に保存されるので、後で次々と開いてみることが簡単にできます。
旅行のプランニングや、買い物の比較・検討に便利な機能ではないでしょうか。

最後に

 iOS/iPad OSは、まだbeta版であり、新機能のスクリーンショット等を出すと、Appleが色々とうるさいので、本ページへの画像掲載は控えました。

参考

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最終更新日:2021/08/15 14:30:15作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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