徒然なるままに 19年03月03-04日

伊豆半島ドライブ旅行

いちご 江間イチゴ狩りセンターにて 今回の旅行は、新しく我が家に来た車での「ドライブ」を主たる目的として、「いちご狩り」と「伊豆高原グランイルミ」を見るために企画されました。
 比較的急に旅行をすることを決めたため、宿はネット予約をしました。

 出発時間や途中の観光地もいくつかはピックアップしたものの行き当たりばったりの旅行です。
 我が家では、鉄道やバスでの旅行が多いので切符の手配や移動の都合でしっかりと計画をして行くことが多いのですが、今回は「車」という時間が自由になる足を利用することと、初心者マークのまだとれない娘の運転ということで、疲れたら休むという無理をしない旅行としました。

 上記がのグーグルマップで示したものが、今回のドライブ旅行の実際の移動軌跡となります。
※出発地(自宅)は、地図上には出していません。東名高速の大和あたりからの軌跡となります。

 往路は、東名高速を通り、当初休息予定の海老名SA(下り)は、まだ大丈夫ということで通過し、箱根の北側 御殿場を通り、足柄SA(下り)で休憩です。
 中伊豆で、イチゴ狩りを行う予定なので少し早めですが、昼食をとりました。
 その後は、東名高速が裾野IC〜富士IC間で、リニューアル工事のために 昼夜連続・対面通行規制となっていたため、御殿場JCTから新東名を経由して長泉沼津ICまで行きました。
 色々と批判のある新東名ですが、車線は広く、勾配やカーブの少ない構造は非常に走りやすいものでした。
 長泉沼津ICからは、伊豆縦貫自動車道路(無料区間・東駿河湾環状道路)へと抜け、三島・沼津市内の混雑を避けて、江間へと向かいます。

立ったまま行えるいちご狩り 江間いちご狩りセンターで、受付を済ませると先導車に従って、いちご狩りを実際に行うハウスへと移動をします。
外は雨でしたが、いちご狩りはハウスの中で行うので、基本的には快適です。
 この写真の通り、今時のいちご栽培は、地面で栽培するだけではなく立ったままでも、行えるところもあります。
 30分間いちごを食べ放題となるのですが、やはりなかなか、いちごばかりを食べ続けるのは、辛いですね。私はそれでも30個以上は食べたでしょうか・・・
 なお、練乳のお替りもできるようでした。

 いちご狩りを終えた後は、今夜の宿泊先である稲取温泉方面へと向かいます。
 車のカーナビの地図が古いため最近になって開通した区間の情報がなかったので、伊豆縦貫自動車道の江間ICからではなく、県道134号を通って、国道414号をへて、伊豆長岡の街中を走り、長岡ICから伊豆中央道路・修善寺道路・天城北道路(参考)を月ヶ瀬ICまでいきます。
 天気が良ければ、伊豆の国パノラマパークロープウェイを利用して、葛城山頂へと行きたかったのですが…先述の通り、この日の天気は「雨」。絶景のロープウェイと山頂からの富士山を見ることはかないませんでした。
 なお、伊豆中央道路・修善寺道路は、静岡県道路公社の有料道路です。ETCは使えませんので小銭を用意する必要があります。

 月ヶ瀬ICから先は、国道414号下田街道)を利用することになります。コンビニや道の駅等が点在するので、休憩やトイレなどに困ることはないと思います。
 国道414号(下田街道)は、石川さゆりの歌で有名な「浄蓮の滝」や「旧天城トンネル」があります。これらも今回は天気が悪いの割愛となりました。「旧天城トンネル」は現在の国道414号を外れたところにあります。
 幅員が狭いのと前後の道が未舗装で、急カーブが多いので、初心者マークには厳しいかと思われます。

 新天城トンネルを超えると、今までの上り坂から一転して下りとなっていきます。
 国道414号は、河津川に沿って東伊豆方面へと向かいます。河津川には、「河津七滝」と呼ばれる「大滝」「出合滝」「かに滝」「初景滝」「蛇滝」「エビ滝」「釜滝」の7つの滝が1.5kmにわたって点在をしています。
 「河津七滝ループ橋」を下りしばらく進むと、左手に分岐道があります。ここを左に進むと先ほどの「河津七滝」への入り口となる河津七滝温泉へと行くことが出来ます。
 下佐々野交差点を直進することで、国道414号(下田街道)と別れ、県道14号を東伊豆の河津目指して進んでいきます。

 河津といえば、早咲きの桜である「河津桜」で有名です。今回の3月3日はすでに見ごろを過ぎてしまっていたことと、「雨」のため車窓からの観桜です。

 河津駅を過ぎると、東伊豆の海岸に出ます。ここからは国道135号を北上して、稲取温泉へと向かいます。
 今夜の宿は過去に何回か宿泊したことのあるいなとり荘」です。
この宿は食事がなかなかおいしいのですが、今回は、直前に決めたことと、夜に「伊豆高原グランイルミ」を見るため、夕食は外食となります。
 いなとり荘は、稲取の江戸時代からの風習であるつるし雛がたくさん飾られていました。
 出かけるまでには時間がありましたので、温泉に入ってさっぱりと・・・風が強かったために露天風呂でゆっくりとという訳にはいきませんでしたが…



 今回の一番の目的である「伊豆高原グランイルミ」が行われている伊豆ぐらんぱる公園へは、いなとり荘から国道135号を北上して約30分です。
 まずは腹ごしらえをしてから公園へと向かいます。

 残念なことに雨は夜になっても降りやまず、結構寒い中のイルミネーション鑑賞となりました。
 広い公園内いっぱいに飾られたイルミネーションは大変迫力があり、寒さを忘れて見とれてしまうほどでした。
 また、10分間隔で3つのショーが行われており、それぞれ楽しめました。


 翌日は、ゆっくりと朝食をとってからの出発です。
 娘の当初の予定では「アトリエロッキー万華鏡館」を見学するつもりだったのですが、現着すると「メンテナンスのため臨時休業」との看板が・・・
 急遽予定を変更して、伊豆高原とは言うものの川奈にほど近い「伊豆高原ステンドグラス美術館」へと向かいます。
 伊豆高原で国道135号(東伊豆道路)と別れて、県道109号で一路北上。
 この県道109号は、最初こそは、国道よりも立派な道でしたが、海岸沿いの集落を結ぶという性格上、集落に入ると中央線もない細い道になってしまいます。
 そんな道を通りつつ「川奈ホテルを過ぎて、間もなく、「伊豆高原ステンドグラス美術館」に到着です。
 ここでサプライズ!
 「13周年を記念して美術館無料入館DAY開催!」ということで、3月4日・5日は入館料無料であったり、通常週末のみの「チェロ・ピアノ・ヴァイオリンによるミニコンサート」、2月で終わったと思っていた「館内撮影開放」が行われていました。
 また、通常の「アンティークパイプオルガンの生演奏と、アンティークオルゴールの演奏」も行われていました。
 予定外の訪問でしたが、本当に有意義な時間を過ごすことが出来ました。

  「伊豆高原ステンドグラス美術館」のあとは、国道135号へと出て、宇佐美へと向かいます。
宇佐美からは、県道19号(宇佐美大仁道路)を亀石峠向けて登っていきます。
 亀石峠からは「伊豆スカイライン」を熱海峠に向けて進みます。
伊豆半島の背骨を通る道なので、天気が良ければ色々と風景を楽しむことが出来ます。

 熱海峠からは県道20号を、湯河原峠を経由して、箱根ターンパイクを通らずに箱根峠に向かいます。
箱根峠からは、国道1号(箱根新道)で小田原に向けて降りていきます。
その後は、小田原厚木道路(国道271号)を経て、厚木ICから東名高速へと入り、海老名SA(上り)で長い休憩をとったのち、帰宅の途へ。


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最終更新日:2019/03/10 11:30:00作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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