徒然なるままに 18年07月08日

IOデータ Wi-Fiストレージ WFS-SR03の購入

特徴や仕様

 今回購入をしたIOデータの「Wi-Fiストレージ ポケドラ(WFS-SR03シリーズ)」の主な特徴・機能は以下の通りです。

  1.  スマホで撮影・保存やパソコンに保存されている写真や動画をWi-FiやUSB経由で、SDカードやUSBストレージ(USBメモリやHDD ・SSD)に保存をすることが出来る(カード)リーダー・ライターです。
  2.  SDカードを、USBストレージ(USBメモリやHDD ・SSD)に簡単にバックアップすることも可能です。
  3.  バッテリー機能もあり、充電用のUSBケーブルを接続することで、iPhone 7を約9割充電可能です。(3,350mAh)
  4.  さらに、Wi-Fi機能を利用して、ポータブルWi-Fiブリッジ機能も備えています。有線LANしか提供されていないホテルなどで、複数台のWi-Fi対応機種を利用できます。(無線・無線間のブリッジ接続も可能です。ホテルなどのWi-Fiへの接続台数制限がある場合には便利かも…)
  5.  DLNAサーバー機能もあるので、ポケドラの参加しているネットワークにDLNA対応テレビが接続されていれば、SDカード等の写真や動画を楽しむこともできます。
     

 スマホに専用ソフト「QuickSync(iOSandroid)」を導入すると、簡単にポケドラに接続したSDカード等へコピーすることが出来ます。
 ただし、「QuickSync」はユーザーインターフェイスが悪く、残念ながら評判が悪いです・・・アプリを起動すると、前回利用していた画面に切り替わります。
 が、前回使用をしていた画面によっては、いつまでも、Logoが表示された起動画面をいつまでも表示しています。前回使用時にポケドラ側のフォルダーを表示していたときに良くおこるようです。

 正しいアプリの起動手順としては、スマホのWi-Fiをポケドラに接続先を切り替えてからアプリ起動後にポケドラが接続されていることを確認。SDカード等は、タップしてリロードしないとマウントされません。
 一番重要なスマホからの写真等のコピー機能ですが、ローカルの「バックアップ」から設定を行います。
 SDカード等へのコピー後のスマホに残る写真をどのようにするのか、「何もしない」「削除する」「縮小画像と入れ替える」の3つのなかから選択することが出来ます。
 安全なのは何もしないですが、このようなガジェットを使うということは、スマホの容量が少ないという理由があるからでしょうから、多くの場合「削除する」「縮小画像と入れ替える」のいずれかを選択することになります。

 「縮小画像と入れ替える」を選択した場合、画像ファイルの容量は約1/10(最大画像サイズ1136×640px)になりますが、LINEやメッセージへの投稿等には十分ではないでしょうか。
(インスタグラムは、1080x1080になったので少々物足りないかも…(縦長は1080x1350ですし))

<仕様>

インターフェイス LANポート ×1 RJ-45(10BASE-T/100BASE-TX)
USBポート×2

USB 3.1 Gen 1(USB 3.0)/USB 2.0 Micro B コネクター、
USB 2.0/USB 1.1 Standard A コネクター

SDカードスロット×1 SDXC、SDHC、SD
※128GBまで動作確認済み
Wi-Fi接続
(無線通信周波数)
IEEE802.11g/bGHz)
EE802.11ac/a/n(5GHz)
※5GHz使用時は屋内用途に限定。
バッテリー容量 3,350mAh
対応プロトコル WebDAV/SMB
カラーラインアップ ホワイト/ブラック
外形寸法 約90(W)×78(D)×23(H)mm
質量(本体のみ) 約120g
電源電圧 DC5V

<連続使用時間>(満充電の状態)


時間 測定環境
【スタンバイ時】 約10.4時間(2.4GHz)
約6.9時間(5GHz)

※5GHz使用時は屋内用途に限定。
SDカードやUSBメモリーなど何も接続せず、本体電源がONの状態(Wi-Fiランプ点灯)で電源が切れるまでの時間。
【連続使用時】 約5.4時間(2.4GHz)
約4.5時間(5GHz)

※5GHz使用時は屋内用途に限定。
SDカードを装着し、iPhone 7でSDカード内に保存した動画データを再生し続け、本体の電源が切れるまでの時間。
(動画データはiPhone 7の標準設定にて約30分撮影したもの。)
【本体への充電時間】 約4時間 本体のバッテリーが空の状態で、iPhone用のACアダプター(DC5V/1A)を使って充電し、満充電となるまでの時間を測定。

設定

 iPhone 7 で最初設定を試みましたが、説明書通りの手順で行ったにもかかわらず、ポケドラにパスワードを設定する画面が現れません。
Sony Xperia Z2Tablet に、「QuickSync」を導入して、ポケドラにパスワードを設定しました。
 初期値の暗号化キーは数字だけの簡単なものなので、簡単にWi-Fiの接続設定をすることが出来ます。

 最初の設定がうまくいかなかったほかは、iPhoneでも問題なく使用をできています。

実際に使ってみて

パソコンやスマホからWi-Fiで接続して、ブラウザからアクセス(デフォルトは http://10.10.10.254/)すると次のような画面が開きます。
パスワードには、初回接続時に設定したパスワードを入力します。

 大きな「ビデオ」とか「写真」等は、スマホ上でQuickSyncというアプリを使ってファイルをバックアップ保存したときに、保存先のフォルダーを表示するものです。
 デジカメで撮影したメモリカードをポケドラに差して、「写真」ボタンを押しても写真は見れません。
「フォルダ」から撮影したカメラの画像保存ルールに従った「フォルダ」を開くことで画像が表示されます。

 スマホ上でQuickSyncというアプリを使ってファイルをバックアップ保存したときの、保存先のフォルダーは「QuickSync」フォルダ以下に整理されます。


 写真や動画については、「保存」に大きく分けてこの2つの使い方があることを理解するのが、ポケドラを使いこなすポイントではないかと思います。
色々なことに使えますが、スマホのメモリ節約(スマホからSDカードやUSB接続の記録媒体へ)、SDカードからUSB接続の記録媒体へという2つの機能を中心に使うべきものでしょうそのほかは、あると便利ということで・・・
 旅行の際にこれを一台持って歩くことで、いろいろと便利に使えることは事実です。使い方をすぐに思い出せるかという問題も若干ありますが…

デメリット

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最終更新日:2018/08/05/27 09:30:00作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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