自作3号機には2011.09.30より、120GB SSD(ADT S510 AS510S3-120GM-C)を搭載し、Windowsの起動ディスクとして使用をしていました。
しかし、最近はディスクの残量が8GBあまりとなっており、エクスプローラーの空き領域の表示が赤色となり、なんとなく「焦り」を感じていました。
容量的には「8GB」も空いているわけですからシステム的には問題はありませんが、なんとなく気になるのでした。
先日、第一線を引退させたMacBook Pro(MB991J/A) には、256GBのSSD(ASX900S3 256GB SSD)(2012.12)が搭載されています。もうこのマシンには、256GBものディスク容量は不要のはずです。
旧MacBook Pro のSSDを自作3号機に持って来れば、コスト「0円」で、「何となく感じていた焦り」を無くすことが出来そうです。また、SSDも約1年分新しくなりますので、寿命や速度の面でのメリットもありそうです。
早速、交換の検討・交換を行ってみました。
SSDを「交換」するとなるときちんと「手順」を考えなければなりません。
それぞれのSSDにOSを入れ直すとか環境を再構築するといった面倒なことは極力避けたいものです。
また、Windows環境の自作3号機については、我が家のメインマシンですので、何かトラブルがあっても即復旧して、使用ができないと困ってしまいます。
幸いなことに我が家のWindowsマシンは、システムのバックアップを定期的(2回/週)に取っています。何かあった場合には、バックアップを利用して環境を回復することが来ます。
さらにシステムバックアップに使用しているソフト(Acronis True Image)は、ディスクのクローン(新しいディスクへの従来環境のコピー)にも対応しています。
旧MacBook Pro のOS X のほうは、TimeMachineでバックアップをとってありますし、「ディスクユーティリティ」で簡単に(外付け)ディスクにバックアップを行うことが出来ます。
これらの条件を押さえているので、結構、気軽にSSD交換に踏み切ることが出来ます。
次のような作業手順でSSDの交換を行いました。
上記の手順で作業を進めて、途中で食事を挟みつつ3時間ほどで作業は終了しました。
作業手順内で起動まで確認していますので問題なく使用をすることが出来ます。
ついでにマシン内部の清掃も行いました。夏に向けてファンの埃を取っておくことはよいことでしょう…
なお、自作3号機では、Windowsエクスペリエンス インデックス を測定しました。、7.6→7.8 に向上しています。
このあたりは、新旧SSDが1年余り発売日に差があるための性能向上によるものだと思われます。
交換したSSDのスペックシートによると、Readは555MB/sになるそうです・・・
旧MacBook Proも特に問題なく使用できるようです。
容量は減ったとはいえ、SSDのままですから、起動時間もアプリケーションなどの使用感にもあまり差はありません。
こちらは特筆する事項はありません。