照明について

リビング(全般照明)

和室とリビングの高低差 概念図 家を買うことになって少々悩んだのがリビング(8.3畳)の照明です。
 我が家のリビングは、天井高さが 3.8〜2.4mまでの傾斜天井になっており、普通のシーリングライトを取り付けるとちょっとばかり、見た目が寂しいことになってしまいます。(
 ローゼト(取付)位置で、天井高さが3.2mとなります。リビングに続く和室が「階層間収納」のために1.2m程リビングと高低差があるので、丁度目に入る位置になってしまいます。

 見た目の重視と和室からリビング方向を向いた時に照明が直接には目に入らないように、吹き抜け用シャンデリアで8〜10畳用の「HED6031KC E」というものを取り付けることにしました。
 これに決めるまでには、傾斜天井に取り付けの可能であるもの()、万が一落ちても大きな被害の出ない重量のもの()、華美でないものとの条件をつけて、いくつかのメーカーのカタログなどを眺めました。
 後述のスポットライトとの組み合わせも悪くはありません。

 この照明をつけるにあたって、問題となったのが、既についているローゼットで「丸型引掛シーリング」であり、「耳付引掛シーリング」ではないことでした。
 「HED6031KC E」は、本体の重量を「耳」の金具で受けるようになっています。取付金具も付属しており、野縁か下地補強の板に固定できれば問題はありません。
 施工会社に確認したところ、リビングは下地補強板は設置してあるが、ローゼットは端に寄っているとのことでした。そのため上手く取付金具が下地補強の板に固定できるのか分からないことと、将来の交換を容易にしたいこと、ダイニングでも同様の問題があり、「耳付き引っ掛けシーリング」にする必要があることから、電気工事業者に「耳付き引掛シーリング」へ交換してもらいました。
 合わせて照明の設置もしてもらいます。我が家には、3.2mの位置で作業をすることが出来る脚立はありませんので・・・

引掛シーリング 耳付引掛シーリング
ローゼットの電極で、通電と重量を負担する。 ローゼットの電極は通電のみ負担する。
重量は「耳」で負担する。
照明用ローゼット取り付け場所の補強 白丸の位置がローゼットの位置(推定)。
端に寄っているために、補強金具が付かない可能性もある・・・

リビング(スポット照明)

 続いて、リビングのスポットライトですが、20121119の3枚目の写真のように、テレビの上と、右側階段の上にダクトレールが設置されています。
 テレビの上は、傾斜天井の高い側の壁に設置されています。個々の照明は下向きに照らすか、天井を照らすかで少々悩みましたが、リビングのサブ照明として、主照明のシャンデリアをつけなくとも部屋が明るくなるように、天井に向けてみました。天井から反射に期待をしています。
 シャンデリアと同じように、透過タイプのシェード(かさ)になっているので、部屋全体に柔らかに光が回ります。
 結果としては、シャンデリアの1/3の光量ですが十分にリビングを照らしています。ゆったりとテレビを見たり、のんびりと過ごすには丁度良い光量になりました。
 リビングで読書や作業をする場合、来客時にはシャンデリアを点灯して光量を確保します。

 階段の上は、階段のための照明で、昇降の安全性を確保するためのものです。
 奥の和室から降りてくる時に光源が直接目に入らないように、遮光タイプのシェードのスポットライトをこちらは採用しています。

 さてこれらの照明ですが、すべてLED電球になっています。
485lm 7.2W * 10灯 = 72W です。省電力化を図ってみました。まぁ普段は 7.2W * 2灯 = 14.4Wで済ませていますが・・・

ダイニング

 ダイニングの照明ですが、旧居であるマンションのダイニングのものをそのまま移設をしてます。
 1998年★のリフォーム時に購入をしたもので、ツインパルックプレミア蛍光灯とスポット照明(ダイクロハロゲン電球)と組み合わせた「ツインPa★」と呼ばれるものです。
 特徴としては、蛍光管の寿命が長く16000時間もあること、リモコンで蛍光灯を3段階、ダイクロハロゲンを100〜0%間での調光できる事があげられるでしょうか?
 点光源のダイクロハロゲンを無断階で調整できるので、食卓を色々と演出することが可能です。

全点灯 ダイクロハロゲン電球のみ、100%で点灯
(グラスや皿、照りのある料理は綺麗に見えます)

その他の部屋

 そのほかの部屋の照明ですが、既存の照明をそれぞれの部屋の雰囲気に合わせて移設をしています。
 基本的には、Panasonicの「フロート55」という、「天井より55mm浮いた浮遊感を演出。直接光に間接光をプラスして、お部屋にくつろぎをもたらす」シリーズや、浮遊感のあるものを使用しています。

和室 予備室
子供室 寝室

 照明は、こだわると結構金額が張るものです。
 今回すべての照明を移設することが出来たので、新規に購入したのはリビングの照明だけですますことが出来ました。

戻る


最終更新日:2012/12/04 23:11:42作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
Copyright 1997-2012