通勤のお供として使っているMP3プレーヤーですが、NOMAD MuVo2の内蔵 4GB MD をCanon 20D用に取り出してしまったので、後継機を購入しました。
充電時間と連続使用時間・イニシャルサーチ等を考えて、SONYのウォークマンAシリーズも考えたのですが、やや大振りで、携帯が不便そうなので、購入を見送りましたが、後日、SONYのソフトは出来が良くないことが判明。
新しいものに手を出さずにいて大正解と、安堵のため息がでたのでした。
さてさて、それではいったい何を買ったのかというと、定番中の定番「iPodシリーズ」のうちから「iPod nano」を選択、購入しました。
操作性、携帯性、デザイン性、機能性で比較検討しました。
検討したポイントは、つぎのとおりです。
携帯性は、薄さ 6.9 mmでほぼ名刺大のiPod nanoが、さまざまなMP3プレイヤーの中でも一番良いものではないでしょうか?
この大きさならば、スーツのポケットにも型崩れを気にせずに入れておけます。夏にワイシャツの胸ポケット入れても邪魔にはならなそうです。どこにでも入る大きさです。
厚みのあるデザインでは、そのような携帯には抵抗があります。
薄いので、入れていることに気がつかずに、何かの拍子に折ってしまうのではないかというのが現在の心配事です(^^;
デザインについては、のっぺりとした割りにシンプルなデザインで、好き嫌いがあるとは思いますが、いつも見ているわけではないし、必要な機能が分かりやすく配置されているので良しとしましょう。(私の持ち物にはそんなものが多いようですね改めて身の回りを見ると・・・)
ちなみに購入した色は写真にもあるとおり「ブラック」です。外装は、表が黒、裏が金属の鏡面仕上げなので、指紋やほこりが目立ちます。
ディスプレイや本体外装の保護をかねて保護シールをあわせて購入することをお勧めします。うちのは、うまく貼れずに、少し気泡が入ってしまっています(^^;
保護シールは、高くても再剥離性の良いものを選んでください。汚れたら簡単に交換が出来ますよ。
画面の見易さは、明るく鮮明な1.5インチカラー液晶(176 x 132ピクセル)のおかげで、十分です。
曲名と、アーティスト名が同時に見れるのは思った以上に便利なものです。今まではスクロールしてくるのを待たなければいけませんでした。
ただバックライトの明るさを調整できないので、夜道では明るすぎます・・・
ホールドスイッチを操作すると、バックライトが自動的に点灯するのは以外に便利です。前のNOMAD MuVo2は、操作ボタンを操作しないとバックライトが再点灯しませんでした。音量が変わったり、曲を一時停止させたりと案外と不便で、不満に思っていた・が解消したので、たいへんうれしい点です。
操作性。これは慣れしかないです。クリックホイールを使って、クルクルと操作するのは感度が良いせいか思った以上に進んでしまいます。
主要操作のクリックの反応は良いので、MENUを表示させたり、順送り、再生・一時停止の基本操作は問題なく出来るのですが・・・
小さいiPod nanoですが、ポケットから取り出して構えると自然と親指が、クリックホイールの近くに来るので、自然と操作できます。
オーディオケーブルは本体の下にジャックあるので、そちらに接続しますが、当初は下にあると色々と不便ではと思いましたが、ポケットに上から手を入れて取り出すので、持ち替えずとも、ちょうど良い向きになっています。あのサイズの、1.5インチの液晶画面をつけるために、やむ終えず本体下部へ移動したという、ヘッドフォンジャックですが、以外にも便利です。
音質については、過去にリッピングして、今まで不満なく聴いていた楽曲に不満を覚えることがあります。ということで、NOMAD MuVo2等に比べるとS/N比や解像感は良くなっていると思います。この辺は好みもありますし、それなりのきちんとしたイヤフォンにするとずいぶんと変わります。
CDから新たにリッピングするのであればiTuneで標準のAACでインポートするのが音質的にもよく簡単です。MP3に拘るならば、午後のこ〜だなどでエンコードしたほうが音質は聞き比べた限りは良いようです。
イコライザ(EQ)は、プリセットの20種類のみです。自分でカスタマイズは出来ません。
イヤフォンについて。標準のもので音質が満足な方はそのままでどうぞ。
私としては、コストをかけていいものを使うことをお勧めします。イヤーパッドを自分の耳のサイズに合わせて程よいサイズと交換することも忘れずに。
(ドンシャリ系が好きな方は、SONYが人気のようです。地下鉄などで使うことが多い場合には、ノイズキャンセル方がお勧め。)
パソコンとの接続には、iPod nano側がDockコネクタになっている本体付属のケーブルを使用する必要があります。
パソコン側はUSB2.0となっていますが、iPod nanoも汎用的なUSBコネクタであれば、良かったのにと思っています。なお、充電はこのケーブルでパソコンから電気を供給して行います別途電源を確保する必要はありません。(USBハブを使っている人は要注意ですね)
長期の旅行時には、京ポン、TH55、iPod nanoの充電を持っていくパソコンのUSB端子から行う予定です。それぞれにケーブルが必要なので、ケーブルは3種類・・・(京ポンはUSBです)
Dockコネクタとヘッドフォンジャックは、本体下部に隣り合っているので、Dockコネクタの取り外しには、ヘッドフォンケーブルを抜く必要があります。
iTuneは、スマートプレイリストと、プレイリストを理解してからは、iPodとの更新を指定したプレイリストをiPodに自動更新するにして、自動的に入れ替わる曲(0:01以上の曲)、特定アーティストの再生が一定回数以下の曲、特定アーティストのマイレートが一定以上の曲と、自分で選んだ曲のプレイリストが、転送されるようにしてあります。充電をかねての転送が2・3日に一回なので、転送された曲をすべて聞く前に入れ替わってしまいますが、これで、好きなアーティストの曲や、特定のアルバムと、iTuneが選んだ曲がiPod nanoに入っていることになるので、大きな不満もなく音楽を楽しめています。
iTuneをそのままで使うと、iPod nanoには一曲も聞きたい曲がないということがおきてしまいます。2GBという限られた容量ですから、自宅のライブラリーをすべて転送するのは無理ということで、若干の工夫が必要です。
iTuneは、検索機能が強力で、アーティスト名やアルバム名を元にグルーピングして表示することが簡単に出来ます。
不完全だったID3タグをこの機能を使って整備しました。(というか、iTuneを使う場合、ID3タグはきちんと整備しないと使えません。今までは、フォルダー名にアーティスト、ファイル名に曲名としていましたが、ファイル名順とかは出来ないので、ID3タグはきちんと整備しましょう)
2006年に入り、液晶を割ってしまいました。
通勤時に胸のポケットに入れておいたのが、押された拍子に割れてしまったようです。
Appleさんもう少し丈夫に作ってください。
なお、nanoは音楽は問題なく聞けるのですが、操作しづらいので買いなおしました。