先日、トイレ2か所を人感センサーにより自動点灯・消灯するように改善を行いました。
簡単に言うと、既存の「電球型蛍光灯」を「人感センサー付LEDライト」に交換したのです。
交換した後は、照明のスイッチを常に入れたままにしておけば、トイレ内が暗くなり、人が入ってくると一定時間LEDライトが点灯します。
なお、十分に明るいときには、人が入ってきても自動点灯することはありません。
また、自動消灯時には5秒くらいかけて徐々に暗くなるので、まだ明るくしておきたい場合には、腕や体を動かすなどして、センサーに感知してもらいます。
さて、このような利用形態を実現するにあたっては、実は何点かの問題が我が家ではありました。
素直に、「人感センサー付きのスイッチ」の導入を最初に考えましたが、こちらは、電気工事士の資格が必要な工事となってしまいます。スイッチ自体も高く、工事費もかかるのでこの方法は除外しました。
続いての案は、「人感センサー付照明装置」への交換です。しかし、自動点灯・消灯の導入を考えているトイレの照明は、天井に埋め込まれているダウンライトです。こちらも電気工事士の資格が必要な工事となってしまいます。
そこで、次に検討したのは、「人感センサー付LEDライト」にすることです。
ただし、トイレの照明器具はダウンライトで口金が斜めになったタイプのものでした。口金も「E26」といわれる一般的なサイズの電球用です。
ところが、「人感センサー付LEDライト」で「E26」口金のものを探すと、電球の先端にセンサーが付いたものしかなく、口金が斜めのダウンライト照明器具に設置をすると、センサーがうまく働かず、光もうまく室内に回りません。
口金が斜めになったタイプに使用できる人感センサー付LEDライト(アイリスのLED電球 人感センサー付 小形電球 斜め取付タイプ 電球色 250lm)は、一回り小さい「E17」口金のものは存在をします。こちらを使用するために、今回「E26→E17口金変換アダプタ」を合わせて使用します。
アダプタを使用することで、ダウンライト内に上手く「人感センサー付LEDライト」が収まるのかどうか心配でしたが、小さめのアダプタを探して購入したので、無事におさまり、センサーの範囲や光のまわり具合も問題はありませんでした。
下記の仕様表を見てのとおり、LED化もしたので若干ですが省電力化もしています。
さて、最後の問題は、トイレの後は電気(スイッチ)をOFFにするという習慣です。
電気(スイッチ)をOFFにしてしまうと、「人感センサー付LEDライト」には電気が送られず、次に人が入っても「自動点灯」しません。
使用後は電気を消すという大変良い習慣が、センサー付き照明には問題となるのです。
この問題の解決には、スイッチへの張り紙で当面は対応しました。
その後、パナソニック電工 コスモシリーズワイド21 保護カバー付スイッチプレート 1連用へ交換しました。
この改善により、トイレの照明と同一のスイッチパネルに収容されているシックハウス対策の24時間換気対応の排気ファンのスイッチを誤って止めてしまうという問題も解決しました。
2015.06に寝室のウォークインクローゼットも同様に自動点灯化をしました。