徒然なるままに 11年08月01日

MS Office 2010導入

導入経緯

 Office 製品のプロダクト サポート ライフサイクル に従い、従来使用していた Office XP に代わり、Office 2010 を導入しました。
 今回のOfficeは、OSに合わせて64bit版を導入しました。同一のDVD内に収録されていますが、環境を判断して自動的に64bit版を導入と言うことにはなっていません。同封の注意書きを読んで、手動でインストールを行います。なお、事前に古いOfficeの32bit版はアンインストールをしておく必要があります。
 私が引っかかったのは、Microsoft Office IME 2010 もアンインストールをしなければいけないということでした。
(MS社としては、32bit版の使用を推奨しているようです)

リボンUI 入れたばかりで使い込んではいませんが、起動をさせるとまず目に付くのは「リボンUI」です。
 Office 2007から採用されていたUIですが、Office 2010では「Officeボタン」がなくなりすっきりした印象です。
 かわりに「ファイル」メニュータブがアプリケーションカラーで表示されています。
 ここから、保存や印刷といった基本機能へアクセスできます。はじめて、Office 2007をテスト的に使ったときに、名前をつけて保存や、印刷、プレビューができないと戸惑ったことを懐かしく思い出します…
 よく使われる機能や新機能が、各メニューのリボン上に大き目のアイコンとラベル(文字)が表示され、初心者向けには大変分かりやすくなっています。
 Officeを昔から使っていた私としては、今まで使っていた機能がどのメニューに整理されたのかを確認しなければいけないので、しばらくは戸惑うのでしょう。

使ってみたい新機能

 このような文章や、Windows上の操作マニュアルを作る際に便利な機能として、「スクリーンショットを簡単にキャプチャして挿入できる機能」が登載されました。
「挿入」→「スクリーンショット」と選ぶことで、現在開いている任意のウィンドウや任意の領域をキャプチャーして文書に貼りこみます。

Word ナビゲーションウィンド Wordのナビゲーションウインドウの検索機能は、検索した語句のある場所が表示され、本文もハイライト表示されます。
 検索語句がどこにあるのかが把握しやすくなっています。

 Excelの「条件付き書式のアイコンセット機能」とセル内にグラフを作成する「スパークライン機能」が、データの傾向を把握するために便利そうです。

 細かいところでは、複数セルのURL文字列のハイパーリンクを一括解除することが可能となりました。
 今までは、セルを一つづつ選択して解除しなければならなかったので、地味ながら大変便利な改良がなされている。

 Office 2010は、標準機能でPDF形式へのファイル保存が行えるようになりました。
 PDF作成環境がない場合には大変便利になったかと思います。

参考

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最終更新日:2011/08/01 19:20:00作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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