Canon PIXUS MP970 を購入しました。
今まで使用していたHP PSC2310は、購入が2003年10月ですから、約5年・5回の年賀状印刷に活躍したことになります。
HP PSC2310は、当時の複合機の中ではコンパクトで、前面給紙出来ることから使い勝手は良かったのですが、複合機用ドライバーの出来は、非常に悪く、3年前からはプリンタドライバのみにして使用していました。複合機とはいえ「プリンタ&コピー機」となってしまっていました。
そんな複合機でしたが、印刷機能そのものにはあまり不満がなかったので、約5年間の使用となりました。数年前に見たある調査では、プリンタは約3年で買い替えをする・したいが6割を占めていたという結果を覚えていますので、長く使ったほうではないでしょうか。
また、5年も使っていると、本体の購入価格よりも、消耗品であるインク代累計の方がはるかに高くなっています。プリンタメーカーさん、もっと、インク代を安くしてください(^^;
さて、Canon PIXUS MP970 ですが、2007年10月の販売モデルです。現行のCanon複合機では最上位モデルとなります。
本体・税・送料込みで、26,700円。ポイントが20%付いて、21,360円相当。ポイント分で予備のインク一式を購入できました。
そんな価格でしたので、思わず購入してしまいました。(前の週までは3万円台、ポイントも10%位でした。)
DVD/CDへの印刷、フィルム(ポジ・ネガ)のスキャン、前面給紙、自動両面印刷、有線ネットワーク対応も購入のポイントです。
購入ポイントの一つ、フィルム(ポジ・ネガ)のスキャンですが、店頭でCanonの販売促進員に聞いても、詳しいことは知らなかったので、どこまでのことが出来るのかが分かりませんでした。
この点は、購入後説明書を読んでみると「ScanGear」というスキャナドライバーを使うと、色々な調整をしながら取り込めるということが分かりました。
この「ScanGear」というスキャナドライバーは、Canonのフラッドヘッド・スキャナでも使われているドライバーであり、読み取り時に、トーンカーブや、色調整、彩度調整、ごみ傷除去、粒状感低減などを行うことが出来ます。素材として、取り込む場合には、読み込み時に補正が出来ないと困るので大変ありがたい機能です。
Canon PIXUS MP970 の4800dpiというフィルムスキャナ並みのCCD解像度を生かして、過去に撮り貯めたポジを取り込んで、スライドショーDVDを作ってみようと考えています。(⇒参考:プロカメラマンが試す - キヤノンの最新スキャナCanoScan 8800F)
「ScanGear」は、TWAIN規格対応なので、Photoshop 等の画像編集ソフトから使用することも出来ます。
なお、簡単に使うには、本体側から操作するか、パソコンの「MP Navigator
EX」を使用します。お任せ設定で取り込むことが出来ます。色調整なども自動で行ってくれます。(こだわりがなければこちらのほうが楽ですが・・・)
このあたりについては、日を改めて、記事にしたいと思います・・・
スキャナー機能はおいおい使い込んでいくとして、今日プリンタの機能で遊んだのは、「らくちんCDダイレクトプリント for Canon」でした。
過去に作成したスライドショーを収めたDVDは、ケースにこそラベルを貼り内容が分かるようになっているが、DVDそのものは、プリンタブルの真っ白なままである。
内容に即した写真を背景に設定し、内容が分かるようにタイトルを記入。
DVDをプリンタに設定して、印刷し待つこと約1分。あっという間に完成です。
簡単な上に、DVDの内容がはっきり分かるので、大変有用な機能であることが分かりました。ほかのディスクもレーベルを作成し、印刷をしていきたいとおもいます。