徒然なるままに 08年05月18日

 2004年10月に購入して以来毎日のように使用している「CLIE PEG-TH55」は、さすがに電池の持ちが悪くなってしまいました。
1日をバッテリー切れの不安なしに過ごすためには、毎朝の充電が欠かせなくなってしまいました。
 そこで、バッテリーを交換し延命を図ることにしました。


 Internetで「TH55 バッテリー 交換」で情報を検索すると、結構な情報が出てきます。
 SONYにバッテリー交換を依頼すると税抜価格 4,230円(送料別)、ショップの内蔵バッテリー交換サービスでは、バッテリーの容量を増加して、6,000円(送料別)位が相場のようです。
 バッテリー交換はそれほど難しいことではないようでしたから、Y字ドライバーを入手した上で、バッテリーのみを購入し、自分で交換することにしました。

 今回は、Vis-sa-vis4,179円(税・送料込み)で購入しました。
バッテリー容量も、標準の950mAh から1300mAhへと1.36倍になります。

 さて、肝心のバッテリーの交換作業ですが下記の手順で行いました。

  1. まずはデータのバックアップ
    HotSyncと、MS Backup で確実にバックアップします。
  2. 本体を裏返し、左下の「Y字ネジ」をはずします。
    カバーの爪を折らないように丁寧にはずします。
    写真では、ほこりを取って綺麗にしてありますが、ものすごく汚れていました。
  3. 黒いテープが、ケーブルを包むようにして、本体に沿わせています。
    丁寧にテープを引き出し、バッテリーを引き抜きやすいように、コードも引き出しておきます。
    ただ、写真のとおり、テープは劣化してしまっており、切れてしまいました。
  4. テープが切れていなければ、そのまま静かに引き抜き、ケーブルのコネクターを丁寧にはずします。
    写真のように切れてしまった場合は、バッテリーの紙カバーをピンセットで、ケーブルを手で押さえて、ゆっくりと引き抜きます。
    ネジの部分に干渉していますので、ピンセット等でコネクターを壊さないように引き抜きます。
  5. 新しい電池を、逆の手順で戻します。
    ただし、バッテリーを抜いた状態で本体内を見るとわかりますが、フレキシブルケーブルがバッテリー部分に隣接して通っているので、注意が必要です。
  6. 薄い紙をフレキシブルケーブルが下になるように挟み、その上でバッテリーを入れて行きます。
    コネクターを元のとおりにはめます。
  7. ケーブルに負担をかけないように、本体を裏返し、電源を入れてみます。
    画面が正常に表示されていることを確認してください。
    うまく表示されない場合は、フレキシブルケーブルが外れたり、ずれたりしています。
    もう一度バッテリーを引き抜き、フレキシブルケーブルを、丁寧に本体画面側に向けて押し付けるなどしてみてください。
    うまくいけば、直ります(^^;
  8. 画面がうまく出たら、カバーとネジを元に戻して、復旧作業です。
  9. 本体をハードリセットします。
    電源スライドスイッチを POWER 方向にスライドさせたまま、リセットスイッチを押します。
    「Palm」のロゴ画面が表示されたら電源スイッチを離します。
    「データをすべて消去しますか ?」というメッセージが表示されたら、上スクロールボタン(ハードウェアボタン左 (←) ボタン)を押します。
  10. 本体の設定をします。
  11. HotSyncするか、MS Backup でリストアします。

 順調に行けば5分ほどの作業ですが、当然このバッテリー交換は、メーカーの保障対象外ですので、自信のない方は行わないほうがよいでしょう。
 Shopの交換サービスを利用したほうがいいかもしれません。
 私自身は予備機の確保もしてあるので、行いましたが・・・ 


 バッテリーを交換して1週間使用しましたが、その間の充電は短時間のものを1回のみ。無線LANも連続使用してもバッテリーがすぐに無くなることもなくなり、安心して使用することが出来ました。(2008/05/25 追記)

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最終更新日:2008/11/03 11:27:17 作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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