2002年2月11日から使用していた、HDD・DVDレコーダー「RD-X1」を約5年の現役生活から開放しました。
「RD-X1」は、当時としては、大容量の80GB HDDを搭載し、ゴーストリダクション、3次元Y/C分離、録画時3次元DNR、簡易TBCなどの数多くの高画質化機能を装備した、当時の東芝の自信作です。アナログチューナー機としては、現在でも最高画質ではないかと思いますが、さすがにデジタル家電としては、5年の稼動期間は長く、DVDドライブの不調や、原因不明の録画失敗もあり、更新となりました。
我が家にはHDDレコーダーは、アナログ地上波専用機の「RD-H1」もあり、見て消しはこちらにほぼお任せ状態。
「RD-H1」導入後の「RD-X1」の用途は、BS番組録画・DVD保存番組の録画、録画時間重複番組の録画をメインに、高画質機ということもあり、プロジェクター&スクリーンで鑑賞するかもしれない番組の録画を担当していました。
「RD-X1」後継機も同様の用途を、基本的に想定し、高画質機を検討しました。
我が家のテレビは、D1(端子)での入力しか出来ませんが、プロジェクターはHDMI端子を装備し、D4相当まで対応しています。
プロジェクター&スクリーンでは出来る限り高画質で楽しみたいので、HDMI端子装備、DVD(D1/D2)をアップコンバート可能な機種ということで検討しました。
数メーカーの機種が候補には上がるものの、DVD-RAM読み込みに対応し、DVD(D1/D2)をアップコンバート可能な機種という条件がネックになり、最大の難関予算内の10万円以下にはなかなかおさまりません。
最終的には、東芝 「RD-S600」に機種を絞り、価格がこなれるのを待ちました。
過去2台 東芝機を使用してきたのが、選定の一番のポイントですが、価格面のポイントも大です。他社製同クラス製品よりも数万円安く販売されています。
3月末が決算期ということもあるのでしょうが、7万円中盤を切るくらいの価格で販売していたのを一度見かけたのですが、その時は機種を絞りきれておらず、買い逃したてしまったことが、ちょっと後悔です。
そひて、ゴールデンウィーク中盤の5月4日。東芝 「RD-S600」を7万円中盤のちょっと上で入手できました。
ゴールデンウィーク前では、10万円強で販売していましたので、今回はこれで、即購入。
ちなみにもう一台の検討機種は松下の「DMR-XW51」で、こちらは約11万円で、入荷待ちでした。
少々重かったのですが、商品在庫があるということなので、持って帰りました。帰宅後は、早速の配置・配線作業です。
古い「RD-X1」を撤去し、配線計画に基づいて、配線し直し、 「RD-S600」を設置。
あらかじめ配線計画を考えていたにもかかわらず、3時間以上の作業時間を費やしてしまいました。
(配線計画についてはこちらをごらんください。)
設置場所については、AVラック内に、 「RD-S600」の上に「RD-H1」を重ねておいてあります。
廃熱処理に一抹の不安がありますが、今年の夏はこれで様子を見ようかと思います。
AVラック裏側は、スピーカーケーブルやら、LANケーブル、TVとプロジェクターへの配線などでごっちゃごちゃです。電源などと合わせると30本以上ものケーブルが、ラックに出入りをしています。
使い勝手としては、あらかじめ分かっていたこととはいえ、デジタル放送のコピーガードの固さが難問です。デジタル放送を録画したものは、DLAN視聴も、ネットdeナビでの視聴も出来ない。ディスクメディアへは、SD画質(DVD(D1/D2)相当)に落として、なおかつ、CPRM対応ディスクが必要。
地上アナログ波で録画したディスクは、劣化した際に、コピーをとることが可能でしたが、CPRM対応ディスクではそれも出来ないので、慎重な取り扱いが必要。
何かと不便で、高コストです。
しかし、我が家初の地上・BSデジタル波対応機導入で、視聴可能チャンネルが増え、ハイビジョン放送を見れるようになりました。