シーナリーブラスターでの下地の作成をここしばらくの間続けてきました。
真っ白な「地面」では、雰囲気が出なかったのですが、KATOが販売しているの「ウッドランド・シーニックス社」の「シーナリーセット 情景製作」を活用していくことで少しずつですが、よくなって来ました。
地面を「アンダーコートアース」で塗っただけでもずいぶんと違いがあります。
塗る前と後を最初の写真に写していますので見比べてください。
薄い色を塗り重ねていくことで、濃淡を調整していきます。
今回使用した「シーナリーセット 情景製作」は、600*600mm程度のレイアウトの情景を作成するのに必要な下地塗料や、カラーパウダー、スポンジ(茂み用)、セメント(水溶ボンド)がセットになっています。
小レイアウトを作るのであれば、単品を必要な種類をそろえていくよりも手軽かと思います。
足りないものだけを追加で買うことで、余りを出さずにすむかと・・・・
大部分の地面の着色が終わり、カラーパウダーの散布に取り掛かりました。
カラーパウダーをうまく散布できるかどうかで、レイアウトの質感がずいぶんと変わりますので、慎重に作業を進めていきたいところです。
色調は、今回使用した「シーナリーセット 情景製作」に含まれるパウダーが渋めなので落ち着いた感じに仕上がるはずです。
季節の設定によっては、明るめのパウダーを追加購入して、使用するべきかと思われます。
商品についている説明では、「アンダーコートアース」が乾かないうちに、パウダーを散布するとなっていましたが、小範囲ならともかく、ある程度の範囲を一度に作業している場合、先に塗ったところは乾いてしまいます。
添付のセメント(水溶ボンド)をあらかじめ散布してから、パウダーを散布したほうがよいかもしれません。
セメントに添付されているスプレーは、広い範囲に大きな水滴を吹き付けます。何回かほかのものに向かって練習をしてから使用することをお勧めします。
また、周りは古新聞などで広く保護をしておきましょう・・・当然かかっては困るところはマスキングをしてください。(私はいらない紙をあてながら作業をしましたが・・・)
一箇所にかたまらないように、パウダーーを散布します。多少むらがあってもかまいません。
一度に仕上げようとはせずに少しずつ作業を進めます。
何色かを同時に使い、自然な感じに濃淡をつけていきます。
濃い目の色から作業を進めていくほうが自然な仕上がりになるようです。
そして最後にもう一度、セメント(水溶ボンド)を吹き付けます。
余り近くから行うと、勢いでパウダーを飛ばしたり、セメントが玉になるので、離れたところから行います。
数時間から半日で乾きますので、掃除機で丁寧に接着されなかったパウダーを除去していきます。(この作業は今回は後日行う予定)
すでに乾いたところへ、Bトレインをおいて記念撮影です。
だんだんとよくなって来ました。