徒然なるままに 02年08月11日

展望台から芦ノ湖を望む  今日は朝から天気がよかったので、箱根の大観山と、沼津の柿田川湧水を訪れてみました。
 朝、急に思いついたことなので出足が遅く、このことが最後まで響いてしまいましたが、きれいな柿田川湧水に触れることが出来て有意義な一日でした。

展望台から芦ノ湖を望む(カシミール3D) 川崎を11時過ぎに出て、2時間半。箱根の大観山の展望台に到着です。
 展望台は標高1,011m。高さ以上に下界の暑さが嘘のような寒さになっていました。北からの風が強く、油断をしていると風に倒されてしまいそうなくらいに吹いています。
 写真を見てもらうと分かると思いますが、朝の青空はどこへといった感じですっかり展望台は雲の中に入ってしまっています。風に流される雲が視線の高さに見えていました。

 写真の風景は、展望台から芦ノ湖(箱根町)を望んだとことです。展望がよければ、芦ノ湖の上に富士山が見えるのですが・・・
参考にカシミール3Dで作成した画像を掲載しておきます。


 本当はこの後、芦ノ湖へ降りて行って、箱根公園や箱根神社などへ行こうと思っていたのですが、この空模様ではどうしようもないので、ちょっと地図をにらんで、沼津市の柿田川湧水に行くこととしました。
 柿田川湧水は、富士山に積もった雪が地下にしみこんで流れてきて、沼津市内などで湧き出しているうちのひとつです。駿豆水道の源泉ともなっています。
 地下から砂を押し分けてこんこんと湧いて出てくる水を見ているだけでも、心が穏やかになります。この水の湧き出るところを「わきま」というそうです。園内に端数箇所のわきま()がありそれぞれ間近に見ることが出来ます。
 カワセミやセミの羽化もちょうど見ることが出来ました。カワセミは瑠璃色の綺麗な小さな鳥で綺麗な水を背景に映えていました。

 湧水の周辺は「柿田川公園」として公園化されており、湧水が汚されないように管理(第二展望台)されており、遊水広場も「湧水」そのものとは別にきちんと整備され、水に触れて遊ぶこともできるようになっています。

 この柿田川の距離は短く数百メートル流れると、狩野川に合流します。合流するまでの間のみが透き通るような清流を楽しむことが出来ます。
 近くには町営駐車場と「泉の館」「柿田川美術館」等があります。
 「泉の館」内では、豆腐アイスクリームというものが販売されていました。味については、豆腐の風味そのままですが、さっぱりしていて美味しいので、是非ご賞味ください。厚いときには冷たくて、さっぱりしていてちょうど良いと思います。


 柿田川湧水を出る頃には、16時を過ぎており、既に東名高速や国道246号等は海や観光地からの帰りの渋滞が始まっています。
 沼津から川崎まで途中で30kmの渋滞があった影響で、4時間半。食事で45分使っているので、3時間45分というところでしょうか。21時過ぎに家に帰り着きました。
 もっと早くに出発していれば、渋滞も短かったと思われます・・・

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最終更新日:2002.08.12 12:23:13作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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