友人Aのパソコンでほとんど買って以来、プリンタとスキャナーが使えないという状態となっていることを以前から聞いていた。
別の友人Bの子どもの誕生祝を渡しに行き、その後、友人Bとともに、友人A宅を訪れて、使えるようにしようと言う話しになり、早速行くこととなった。
最初の考えでは30分くらいで解決するさと思っていたが、運悪く泥沼にはまってしまったのであった・・・
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メーカー | 型番 |
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本体 | NEC | VALUSTAR VE35D/6 |
プリンタ | FUJI XEROX | JET WIND 300 C |
スキャナ | Micrtek | SLIMSCAN C3 |
「本体」プリンタポート
↓
「スキャナ」(デイジーチェイン可能)
↓
「プリンタ」
システムのプロパティーを確認すると、ドライバーとしては、プリンタ・スキャナ共に、きちんとインストールされている。
この関連では注意も利用不能マークも出ていない。
ケーブルは、この確認を行うにあたってきちんと接続したので、問題はない。
この状態では、作業を始める前とまったく同じ状態である。
他に原因を求めることとする。
スキャナーの説明書(4p.)を見るとEPP(or
ECP)モードで使うようにと書いてある。
この時点で「3」を実行しなければ泥沼には入り込むことはなかったのですが、後悔先に立たずでした。
WindowsのSAFE MODEで起動をすると、キーボードもマウスも利用できます。(Windows起動前も使えます)
でも、SAFE MODEでは、ドライバーのインストールも出来ませんし、第一、ドライバーの入っているCD-ROMが利用できません。
BIOSで「USBレガシー機能」の設定をいじってみますが状況は変わりません。
Windowsが通常のモードであがってしまうと、せっかくBIOSレベルでUSBキーボードをサポートしていても無視されてしまいます。
最悪の事態の場合本体を引き取り、バックアップを行って、再インストールかとまで考えました。
友人Aの近所の知り合いから、PS/2キーボードを借りることにしました。
PS/2キーボードは接続するだけで無事使用することが出来、操作することが出来ました。
WindowsへのLoginも出来るようになったので、Loginを行うと、USBデバイスの認識が行われ、USBキーボードがWindowsで利用できるようになりました。
以後は、USBキーボードで作業が出来ます。
ここまでの所要時間は2時間。予定を大幅に超過しています。
PS/2キーボードを接続して、最低限行うべきであった操作は、WindowsのLogin
Windowをキャンセルするために、ESCキーを押すことだけでした。
なんと、USBは、LOGINしないとデバイスの認識をしてくれなかったのです。
これで対応1が終わったときの状態になっています。
これで、本題に戻れましたので、再び原因です。
しかし、印刷をするとどうもカラーの画像なのにきれいな色で出力されない。
インクが少ないようである。
カートリッジをはずしてみようとプリンタの蓋を空けると、カートリッジが取り出せない。
どうやらカートリッジの交換の指示は、パソコン側からソフトウェアで行うようである。
さらにここで問題発生。「双方向」通信対応にパソコンを設定しているのに、プリンタ・ドライバーは双方向通信が出来ない状態となっていますというメッセージをあいかわらず表示しています。
おかげで、カートリッジ交換の指示が出来ません。
BIOS設定の問題なのかとも思い、インクを交換するための手順書を作成して対応しようと思いましたが、試してみてもうまく行きません。
プリンタに接続しているケーブルが、双方向通信対応ではないようだという推測が付いたところで、本日はタイムアップ。
後日ケーブルを交換してみることとする。
せっかくプリンタが利用できるようになったとはいえ、インクが交換できないので、安心して利用してもらうことが出来ないのが、残念でした。
USBを利用したキーボードの扱いについて、不案内のまま適当な対応をしたのが間違いでした。
しかし、WindowsのUSBのプラグ・アンド・プレイも出来が不出来で、LOGINしなければいけないという。これは不便。
さらに、プリンタのカートリッジ交換。ソフトウェア側から指示をしなければ出来ないというのは、結構不便。
ユーザーに親切な設計が、ひとたびトラブルが起こったときには、どう手を出していいのか分からなくなるという、いい例でした。