先日ちょっとパノラマ写真を公開した「子之神社」で、今日は「お的(おまと)」と呼ばれる新年の行事がありましたので、簡単にレポートします。
境内では、甘酒が振る舞われ、この冬一番の寒さに凍えていた身体を暖めることが出来ました。
子之神社で行われる「お的」は、年初めに悪魔を払うものと言われています。
以前は、9日の午後に行われていましたが、現在は、午前10時過ぎに「五穀豊穣」「無病息災」「家内安全」などを祈念して、祝詞があげられた後に、開催されます。
「お的」は、拝殿前の左手奥に設置され、拝殿前から梅の枝で作られた弓から、竹の矢が射られます。
最初は神官が、総代・役員(氏子会)・・・の順で矢を射ます。
最後には、氏子会の当番が的の裏に張ってある「鬼」の字を打ち抜いて、五穀豊穣などを祈願します。
菅に住むようになって、5年経ちますが、初めて「お的」を見ることが出来ました。こういう地域の行事があり、それを見れるというのはいいものですね。