徒然なるままに 99年01月09日


 先日ちょっとパノラマ写真を公開した「子之神社」で、今日は「お的(おまと)」と呼ばれる新年の行事がありましたので、簡単にレポートします。
 境内では、甘酒が振る舞われ、この冬一番の寒さに凍えていた身体を暖めることが出来ました。

お的

 子之神社で行われる「お的」は、年初めに悪魔を払うものと言われています。
以前は、9日の午後に行われていましたが、現在は、午前10時過ぎに「五穀豊穣」「無病息災」「家内安全」などを祈念して、祝詞があげられた後に、開催されます。

 「お的」は、拝殿前の左手奥に設置され、拝殿前から梅の枝で作られた弓から、竹の矢が射られます。

 最初は神官が、総代・役員(氏子会)・・・の順で矢を射ます。
 最後には、氏子会の当番が的の裏に張ってある「鬼」の字を打ち抜いて、五穀豊穣などを祈願します。 お的2
 菅に住むようになって、5年経ちますが、初めて「お的」を見ることが出来ました。こういう地域の行事があり、それを見れるというのはいいものですね。


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最終更新日:1999.01.16 12:55:56
作成者:高橋 秀雄 hd5h−tkhs @ asahi−net.or.jp
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